あらすじ
長い夏休みを終えた青崎架月は、老人ホームでの現場実習に参加した。その後2学期最大のイベントである学園祭の準備が進む中、架月のもとには同級生からも先輩からも、様々な謎がもちこまれる──。まずは、部活の先輩が学園祭で展示するために描いた漫画に対する不可解なダメ出し。続いて、3年生の「警察」と言われる先輩も出動することになった新聞消失事件。さらに、同級生が学園祭のボイコットをはじめた理由探しなど、僕たちの「特別な青春」はまだまだ続く。『僕たちの青春はちょっとだけ特別』に連なる待望のシリーズ第2弾。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ここ十数年こんなに読みたかった本の続編はなかったです。待ちに待った!読めてほんとに嬉しい〜
当たり前だけどめっちゃ面白い!
いつものメンバーたちからもっと広がって先輩に大人にって登場人物が増えて楽しさもマシマシ。
探偵からの警察まで出てくるのは笑いました、先生たちが見守りながら調査が進んでくのが微笑ましい
「じゃああれ、自然発生した探偵なの?」ってセリフは最高。
他にも「架月がそんな厄介な探偵になったら嫌だなぁ」とか
「一学期に覚えた「人に話しかけるときの台詞」で仕切り直す。」
案外冷静な架月の心情に吹き出すポイントも前作同様多くて楽しい。
今作でも由芽先輩は可愛いかった。彼女メインの話から架月がどんどん成長していって、2話目の終わり方は泣けてしかたなかった。
助けようとしていた存在が全て分かっていて逆に……って展開は好きですわぁ、由芽先輩はやっぱり先輩だなと改めて再確認。
掌編には架月の家での生活描写があって、
前から家でどんな風に過ごしてんのかなって気になってたから読めてうれしい〜
土日をどんな風に過ごしてるのとかも
また読めたらうれしいなぁ
優花と深谷の2人から外の世界からどう見られているかって架月が考える話があるのが良かったな。そして最後には次作にきっと出てくるであろう後輩の姿まで!モテモテやん架月!
3作目が読めるならまだまだ生きていけそう。
Posted by ブクログ
「僕たちの青春はちょっとだけ特別」の続編。
高等特別支援学校が舞台。
今回の謎は、ちょっと複雑な気持ちになることが多かった。
(この子たちのように障害を持ってて特別支援学校に通っている子どもがいるので)
先輩が実習先でうまくできている、振る舞えていることに対して「療育が良かった」と言われたこと。
「療育が良かった」んじゃなくて、その子が頑張ったから、よくできたんだよね…。つい、支援者、保護者はそのように言ってしまうことがありそうで、その子本人をみなければと思いました。(療育も良かったのかもしれないけど、それだと支援者を褒めてる感じになりますもんね。)
新聞記事を読んで、これは本人にとって得て良い情報なのか、傷つけることになるのではないかと心配する主人公にほろり。
確かに、きちんと告知してないのに、いきなり療育だの、障害名だのを言われて、自分で調べて知ってしまったら、動揺するよね。
障害があるから、相手の気持なんてわからないと思われることもあるけど、その子その子で理解力も様々だよね。主人公は「こういうことはここでは言ってはいけない」「こういうときはこのように言う」を地道に先生や先輩や友達から教わりながら生きてきたんだなとわかる描写。
外から見たらどう見られるかを気にする子もいるのが、高等特別支援学校の子なのだな…。
(就労、独り立ちを目指す子たちなので、重度の子たちは通ってない)
憐れまれるような目線で見るのは失礼、一人一人尊重すべき、というのがほんのりベースに漂っていました。
深谷くんの実習先の担当の方、めっちゃいい人だな…実習先もステキ。羨ましい。