【感想・ネタバレ】東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート ―50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」!のレビュー

あらすじ

好評だった『地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』に続く第二弾!! あらゆる場面で一生使える最高の問題解決法とは――どんな難題も「3ジャンル、5ステップ」で解ける、東大発、新思考システム!
【主な内容】
PART 1 どんな問題もすらすら解ける!問題解決ケースの3ジャンル・5ステップ/PART 2 9パターンのコア問題で、問題を解く力を効率的に鍛える!/Case問題解答 +9問でワンランク上の問題を解く力を身につける!/付 録 厳選フレームワーク50/問題解決ケース210選

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は抽象化の応用を具体にしたものだと思う。
ただこれを使えるようになるためにはフレームワークをしっかり身につけなければならず、実践あるのみだと思う。
問題解決の5ステップ

前提確認
現状分析
ボトルネック特定
打ち手立案
打ち手評価

は忘れてはならないことなので覚える。

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2020年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・因数分解、aidma、樹形図、セグメンテーション等色々とあるがどれも共通してmeceが土台としてある。こうした中でそれぞれの打ち手に対して、impactとfeausibiltyで評価して優先度合いを決める思考過程。考えの際に物事の流れを意識して理解した上で適切なmeceで切り出すことが大事

0
2020年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

問題解決の目的
→集団ケース
 →金目的
  →ビジネス系フレーム
   ・3C
   ・4P
   ・AIDMA

 →金以外目的
  →非ビジネス系フレーム
   ・ストック・フロー
   ・需要・供給

→個人ケース

[問題解決のステップ]
1前提確認
 ・語句の定義・・曖昧な語句があれば定義する
 ・クライアントの特定
 ・目標の具体化
2現状分析
3ボトルネック特定
4打ち手立案
5打ち手評価

ゴールの魅力
プロセスの魅力

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2015年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「机上の空論で現実には役に立たない」,
「常識的な案しか出てこないのであまり意味はない」などの
批判はあるとは思います。

けど,いやいや,現実的なアクションに落とし込めば十分役に立つし,
見落としがちな論点に光を当てることもできるし,
色んな角度から物事を見ることができると思います。

『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか
絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』も読めば,
あれこれ試行錯誤し,対案を出すモチベーションも
上がるかもしれません。

何故って,私達は問題山積の真っ只中にいる当事者なのですから。


§1 問題解決ケースの3ジャンル

  問題解決の目的
   (1)集団の効用(集団ケース)
     ①カネ(利益)目的(Pribateケース)
      e.g. 企業の経営戦略
     ②カネ以外(公益)目的(Publicケース)
      e.g. (ア)政府・自治体の公共政策
         (イ)NPO・学校・サークルなどの運営戦略

   (2)個人の効用(個人ケース)
     e.g. 日常の個人的意思決定

§2 問題解決ケースの5ステップ

  (1)前提確認
    ①語句の定義
      あいまいな語句があれば,定義する。
    ②クライアントの特定
      誰からの相談かによって,打ち手が制限されてくるため,
      問題解決の当事者を決める。
    ③目標の具体化
      売上増加,被害減少など,特定の指数の増減という形で具体的な目標を定める。
      この際,主に対象エリア,タイムスパン,目標増加率の3点に注意する。
      e.g. ■東京都における宅配ピザの売上を5年で2倍に
         ■日本における交通事故物件数を10年で3分の1に

    ①②に加え,③の対象エリアだけを定めて,
    残りのタイムスパンや目標増加率に関しては
    あまり強く定めず,「遊び」を持たせることが多い。

  (2)現状分析
     ①キー概念:地図化
     ②「地図化」とは,問題を1枚の「地図」に落とす作業。
      一般的には「構造化ともいわれる。
     ③「地図」さえあれば,たとえ考えるのが初めてであっても,
      問題を高い視点から俯瞰し,
      問題のツボ(ボトルネック)を特定することができる。
     ④本書では,「地図」の作り方として「フレームワーク」を駆使することを提唱している。
      フレームワークとは,「物事を切り分ける仕組み」です。
      基本的にMECE(Multually Exclusive,Collectively Exhaustiveの略で
      「モレなくダブりなく」という考え方)
      で成り立っている。
      e.g. (ア)ビジネス系フレーム:3C,4P,AIDMAなど
         (イ)非ビジネス系フレーム:需要・供給,インプット・アウトプット,心・技・体など
     ⑤「フレームワーク」で「思考のショートカット」ができる。

  (3)ボトルネック特定
     ①地図で問題の全体を俯瞰し,問題の主要原因である「ツボ」
      ――本書では以下,「ボトルネック」と呼ぶ――を突き止める。
     ②ボトルネックの探し方
       「ボトルネック」に対する代表的な打ち手をイメージして,
       それらのImpact(実効性:効果)と
       Feasibility(実行性:コスト・リスクなど)を予測するという知的作業が求められる。
       「打ち手立案」・「打ち手評価」の先取りともいえる。
        i.e. 
         各ボトルネックに対応した代表的な打ち手を想像し,それらの打ち手の魅力
         (= Impact×Feasibility)を「先取り先取りシミュレーション」する。
     ③理解をさらに深めたい人向け
       Impactをさらに2つのファクターに分解することができる。
       Impact=Volume(改善余地の大きさ)×Potential(打ち手への感応度)
       Impactの分析の際にVolumeとPotentialのうち片方しか考えなければ,
       的外れなファクターをボトルネックとして選択してしまうことになる。

  (4)打ち手立案
    省略。
  
  (5)打ち手評価
    (4)で出した打ち手を評価し,優先順位づけをする。
     評価するには「ものさし」となる評価軸が必要になるが,
     それは先ほど出てきたImpact(実効性:効果),
     Feasibility(実行性:コスト・リスクなど),
     Time-Span(打ち手を打つまでの準備期間
     and/or打ち手を打ってから効果が出るまでの発効期間)
     などで評価することが多い。

§3 厳選フレームワーク50

  省略。

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2013年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フェルミ推定の解き方についてですが、要は”どうやって分解するか”です。
難しいことを難しいままに考えてもなかなか答えは出ません。
難しいことをいかに分解して、考えやすくするか。

・ヤクルトの売り上げをどうやって伸ばすか?
・新幹線の車内販売の売り上げをどうやって伸ばすか?

これらを、前提条件を考え、構成要素を考え、ボトルネックを特定し、打ち手を考える。
だんだん考えるのが楽しくなってきます。

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2012年01月09日

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