【感想・ネタバレ】胸がこわれそうのレビュー

あらすじ

七央(なお)と遥(よう)は従兄弟同士。母に捨てられた遥が七央の家に引き取られて以来、幼馴染みの晴基(はるき)と三人いつも一緒だった。際限なく七央を甘やかす晴基と口は悪いけど優しい遥。やがて七央は遥に惹かれている自分に気づき、遥と晴基もまた七央への想いを育てていく。だがある日突然その恋は、伝えることのできないものとなり……?溢れてしまう、抱えきれない想いが。共に惹かれ合いながら、すれ違う七央と遥。二人の恋を阻むのは、哀しくて優しい思い出だった――。切なさ全開スパイラル・ラブ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雑誌連載時はすれ違いに胸が苦しくなって、毎月本当に続きが楽しみで仕方なくて、コミック発売を心待ちにしていたのですが…。

結末を事前に知っているから楽しみが半減したのかなぁ?とも思いますが、どうしても単純に「想いが通じ合って良かったね」と祝福する気持ちにはなれず、モヤっとした。

多分描き下ろしが原因。
本編で足りない甘さとエロを追加してくれたのは嬉しいけど、既に報われようのない”晴基”の存在を考えるとこの甘さが逆に痛い。

過去作品に比べると一般受けは良いと思う。
そして切なさや心理描写の細やかさは太鼓判!

イチカさんは、その可愛らしい絵からは想像できない、独特の暗さや痛さ・エロのエロさなどのギャップが私は好きなので、その辺の魅力は存分に堪能できる作品だと思う。

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2012年02月04日

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