あらすじ
父の仇を十二年間追う侍と、仇の息子。
交わらないはずの二人を繋ぐのは、“侍”の矜持。
直木賞作家が初めて挑んだ、武家小説。
仇討ちとは、いったい何なのだ――。
十二年前に父が殺され、以来、仇討のために諸国を巡る清史郎。しかし、仇の手掛かりは見つからない。病死した母の弔いに故郷・安良藩に戻った清史郎は、ある少年を助け、彼に剣の手ほどきをすることに。しかしその少年・隼人は、仇の息子だった。出会うべきではなかったと思いつつ、見限ることのできない感情のもつれ。仇の行方、そして藩内政治――。清史郎が最後に下した決断とは。
江戸時代を生きる「人」を描いた、傑作ドラマ。
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Posted by ブクログ
清史郎が22歳のとき父は旧友に殺された。
2人の間に何があったのか。
原因がわからないまま仇敵を追う旅に出て
すでに12年が経とうとしていた。
母の訃報を知り故郷に帰るが
自分のいない間に何もかも変わってしまった。
父に落ち度があったとは思えない。
お家を巻き込む騒動の結末とは。
侍としての矜持。
そこから抜け出すことは叶わない中で
どこで折り合いをつけるのか。
澤田瞳子さんが初めて書く武家小説。
最後まで飽きさせない。