【感想・ネタバレ】春かずらのレビュー

あらすじ

父の仇を十二年間追う侍と、仇の息子。
交わらないはずの二人を繋ぐのは、“侍”の矜持。
直木賞作家が初めて挑んだ、武家小説。

仇討ちとは、いったい何なのだ――。
十二年前に父が殺され、以来、仇討のために諸国を巡る清史郎。しかし、仇の手掛かりは見つからない。病死した母の弔いに故郷・安良藩に戻った清史郎は、ある少年を助け、彼に剣の手ほどきをすることに。しかしその少年・隼人は、仇の息子だった。出会うべきではなかったと思いつつ、見限ることのできない感情のもつれ。仇の行方、そして藩内政治――。清史郎が最後に下した決断とは。
江戸時代を生きる「人」を描いた、傑作ドラマ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

清史郎が22歳のとき父は旧友に殺された。
2人の間に何があったのか。
原因がわからないまま仇敵を追う旅に出て
すでに12年が経とうとしていた。
母の訃報を知り故郷に帰るが
自分のいない間に何もかも変わってしまった。

父に落ち度があったとは思えない。
お家を巻き込む騒動の結末とは。
侍としての矜持。
そこから抜け出すことは叶わない中で
どこで折り合いをつけるのか。

澤田瞳子さんが初めて書く武家小説。
最後まで飽きさせない。

0
2026年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストまでつながる様々な出来事、構成が緻密
ただ、主人公の父を殺した仇は切腹していたのだから、仇が残した遺書だけを隠せば、主人公は12年間も相手の存在しない敵討ちに無駄な年月を過ごさなくてよかったのではないか。
文体が美しい

0
2026年07月03日

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