あらすじ
子供の自立・自律・主体性・積極性を高め、知的能力を上げる効果が高いモンテッソーリ教育の観点から、子供と触れ合う時間が限られている父親でも子供を能力をグングン伸ばすことができる方法を具体例や体験談を交えつつ実践的に解説します。
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Posted by ブクログ
「家族マネジメント」という視点から父親の子供へのかかわり方をのべている。モンテッソーリ教育に関心がある方のみならず、育児に対する意識の高い方から必ず参考になる点があると思います。良書。
Posted by ブクログ
本書は、父親による家族マネジメントを通じて、子どもと奥さんが幸せになるための心構えと技術を紹介したもの。
<ポイント>
○育児のミッション=子ども:「幸せな大人になる」←親:「子どもの幸せを支える」
○大切なのは人より早く何かをできるようになることではなく、「相応しい」時期にできるようになること
○子どもの3つの育ち
①身体の育ち・・・「食」と「運動」、睡眠を中心とした「生活リズム」が鍵
「食」:食べる楽しさを知ってもらうことが最も大切。家族や仲間と食事を共にすること
「生活リズム」:成長ホルモンのゴールデンタイムである夜10時~2時に熟睡していること
②能力の育ち・・・大人の「環境整備」と「待つ姿勢」が鍵
「環境整備」:
・自己成長するための「もの」を子どもの周りに配置しておくこと
・複数の相応しいもの(活動)から子ども自身が選択すること
・何を選んでもいい自由とどう遊んでもいい自由を保障すること
⇒ やる気や意欲、考える力をつけるきっかけに
③人とつながる力・・・「模範としての大人」が鍵
・子どもは父親を模範とする
・両親は親だけでなく、結婚観を形成する「夫婦の模範」としての責任も
・あなたの今が充実していることが、子どもが幸せになる最も近道
○言葉としつけ
・言葉は大切な道具
・読書が読み書きする力を伸ばす
・テレビは大切なコミュニケーションを奪うが、イライラが募るのであれば過度に厳格にする必要はない。
・しつけは必要最小限に
①基本的な生活習慣(衛生安全、睡眠・食事、準備・片付けなど)
②対人関係の基本ルール(マナー、エチケットを含む)
・大人が模範を示し続けることが重要