あらすじ
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「しっかり休んでいるつもりなのに、疲れがとれない。」
「小さなことですぐに落ちこんでしまう。」
「頑張っているのに、空回りして上手くいかない」
そんな状態が続くとき、私たちはつい
「もっと休まなきゃ」「前向きにならなきゃ」と自分を励まそうとします。
けれど、それでもラクにならないのはなぜでしょうか。
もしかしたら、その原因は、
心の奥にしまい込んできた〈闇〉や〈影〉――
つまり、ふたをしてきた本音や感情にあるかもしれません。
怒り、悲しみ、不安、嫉妬、あきらめ。
感じてはいけないと思ってきた感情ほど、
気づかないうちに心のエネルギーを消耗させていくのです。
そんなときに役立つのが、
感情を紙に書き出す「ジャーナリング」。
誰にも見せないノートに、評価も正解も求めず、
ただ今の気持ちを書いていくことで、
心の奥に溜まったものが少しずつ流れ出し、
不思議なほど心と体が軽くなっていきます。
本音を出すだけで、心は回復する。
ジャーナリングは、つい頑張りすぎてしまう人のための、
「書いて、出して、軽くなる」
感情デトックスというセルフケアです。
初めての方でも大丈夫。
この本は、「整えようとしない」「頑張らなくてもいい」、
やさしいスモールステップで構成されています。
常時接続の現代だからこそ、自分とだけつながる時間を大切にすることで
理由のわからないつらさが消え、他人の声に振り回されなくなります。
疲れきった毎日から抜け出し、
本来の自分に戻るための1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
感情を手放してラクになるデトックス・ジャーナリング
長沼睦雄
日本文芸社
私たちの内側の状態は、鏡のように反転して外側の出来事に映し出される
鏡像の法則
大切なのは、出てきた感情や感覚を抑え込まないこと。
人には言えないようなドロドロとした感情も、脈絡のない言葉も、すべて紙の上に吐き出してみてください。それがネガティブな感情や感覚を洗い流し、心のエネルギーを回復させることにつながります。
脳は最後の手段として体と心に強制的にストップをかけることがあります。それが「クラッシュ」と呼ばれるエネルギーの枯渇状態です。このとき特徴的なのが、活動の最中ではなく、活動後にバッテリーが切れて再起動できなくなるような状態(労作後倦怠感)
身体の中では交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)の両方がオンのまま緊張状態が持続し、やがて副腎疲労にいたります。
一次感情(本音)とは、哀しみ、寂しさ、不安など、傷つきやすい本音の感情です。一方、二次感情(反応)とは、怒りや焦燥感(焦り)のように、その繊細な一次感情を守るための「防御反応」として表れる激しい感情です
表面的に出る激しい怒りや、じっとしていられないほどの焦燥感は、実は心がこれ以上傷具かないようにする防御手段にすぎません。その根っこには、必ずトラウマとなって固まっている心の痛み(一次感情)が隠れています。
自分の内側の一次感情に静かに耳を傾け、その良し悪しを問わずに、「教えてくれてありがとう」と受け入れたなら、メッセンジャーは安心して去っていきます
その怒りの根っこには、見られたくない、触れられたくない「心の傷」や、「こうするべきだ」という強い「べき思考」がきっと隠れているはずです
怒りで理性が働くなるほどの激しい感情が続く時間は、長くて6秒といわれています。なので、思わずカッとなったら、まず心の中で6秒だけ数を数えてみてください。
他人の価値観ではなく、自分の本音に気づき、優先すること。
自分の本音を優先すると、自分軸ができ、エネルギーがわいてきます。
「自分と他人の問題の区別がつけられない」という境界線(バウンダリー)の弱さに気づき、他人の価値観は他人のものと認識することで、自分を大切にできるようになるでしょう
感情や責任、価値観などの心理的な境界線とは、「ここまでは自分の領域」「ここからは相手の領域」と、明確に区別するための「枠」です。
健全な境界線を保つために重要なのは、まず自分の感情と感覚に気づくことです
まず自分のコップをきれいな水(安心感、喜び、幸せ)で満たすこと
「アナログ」な入力が心を元気にする
紙の本を読んだり、映画館で映画を観たりといった、まとまった物語に深く共感したり、没入したりする体験
意識は完全に「今、ここ」
まずは「感謝」や「励まし」、「自分へのほめ言葉」といった優しさを心にたっぷりと注ぎ、エネルギーのタンクを満たしておくことが大切
ハードルを極端に下げ、今日という日を無事に過ごせたことに100点を出してみましょう。評価の基準を、他人軸ではなく、「今、自分がここにあること」、つまり存在価値そのものへと移していくのです。
まず大切なのは、すでにお伝えした通り、気づいた心の奥の一次感情に対して、「善悪の判断(ジャッジ)」を一切しないこと、つまり自分が「無(ゼロ)」になって向き合うこと
ジャーナリングを続ける最大のメリットは、自分という存在に対する「絶知的な肯定感」が育まれること