【感想・ネタバレ】番持ちのオメガは恋ができないのレビュー

あらすじ

恋をしてはいけないオメガのはずなのに――。


失業中のオメガ・南勇大は、酔った勢いで行きずりのアルファと一夜を共にし、顔も名前も知らないまま「番」になってしまう。

相手の顔も思い出せないと悩む矢先、憧れの有名アパレル企業に採用され新たな生活を始める。

さっそく面倒な客とトラブルを起こしてしまう勇大。
助けてくれたのはカリスマ社長の北沢だった。

北沢は勇大を気に入り、何度も食事に誘うようになり、次第に距離を縮めていく二人だが――勇大は「自分にはすでに番がいる」という秘密を抱えていた。

これは「番持ちのオメガ」が、それでも恋をしてしまう、じれじれオメガバースロマンス!

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オメガバースを意識させない作品

オメガバース作品ですが、あまりそれらしくない感じなので苦手な方も読みやすいのではないかと思います。逆にオメガバースがお好きな方には物足りないかもしれません。
人生に躓きながら精一杯生きる勇大とエリートとして傍目には順風満帆な人生を送ってきた北沢。立場も年収も何もかもが違う2人が実はお互いの『ミッシングピース』でした...という、正統派ラブロマンスという雰囲気が素敵です。
更にアパレル店員さんとしてのお仕事シーンの描写が丁寧なのもとても良かったです。
尤も勇大が番ってしまった相手が誰だったかは粗筋から察しがついてしまうくらい、あまりにもお約束な設定ではあります。
それでも、お互いを想うが故にお互いの気持ちを深読みしすぎて幾度も空回る北沢と勇大がなんともいじらしく、切なさを感じるシーンもありまして。なおさら巻末のプロポーズエピソードが光ったように思います。
この2人なら、それこそ死が2人を分かつまで幸せな日々を過ごしていくのではないかなと、素直にそう思えた作品でした。

#胸キュン #切ない #感動する

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2026年02月06日

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