【感想・ネタバレ】経済成長って、本当に必要なの?のレビュー

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経済は何のためにある?

2015年03月11日

軽快な文章で行き過ぎた自由主義経済の問題の本質を捉え、
それに対する解決策も提示している
非常に読みやすく、目からウロコも落ちる
タイトルに関心がある人にはオススメの本です!

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Posted by ブクログ 2014年11月03日

経済成長が、幸せをもたらす。そんな神話が壊れてきている。貧富の差の拡大、長時間労働、物質的に豊かでも精神的には満たされない暮らし、金融危機、環境破壊など、経済成長だけでは、解決できない課題が、山積みとなっている。
功利主義者ベンサムは「最大多数の最大幸福」を経済の本当の目的であると主張したが、現在は...続きを読む「最大幸福を、最大多数に、できるだけ長期間にわたってもたらす」ことよりいっそう重要となっている。
経済成長が暴走させないようにしっかりと見ていきたい。

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Posted by ブクログ 2014年01月08日

資本主義経済の限界については多くの書籍に書かれていて、自分自身でも感じています。
「では次に来るのはどんな世界なのだろう?」という疑問があり、関連する図書を継続して読んでいます。
この本は、アメリカ人のドキュメンタリー番組の制作等に関わっている作家と経済学者による共著。
そもそも経済とは何のためにあ...続きを読むるのか、という基本的な問いかけを読者に投げかけた上で、まずはGDPという現在の「尺度」の問題点を指摘します。
その上で、「最大幸福を」「最大多数に」「できるだけ長期間に」提供するという視点で、現在のアメリカという国の課題を挙げて、今後どうしていくべきかという提案をしています。
全体を通じて、アメリカという国の問題をアメリカ国民に問いかけるような構成になっていること、そして提案よりも課題提起にページがさかれているので、日本人の僕には当事者意識が持ちづらいように感じました。
しかし日本という国にも共通する問題も多く、特に資本について「物的」「自然」「金融」という形に分けてとらえるという考え方は参考になりました。
世界を牽引するアメリカという国も、多くの課題があり、多くの悩みを抱えているのですね。
この分野については、継続して勉強していきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2013年08月25日

経済が成長すること≠私たちの幸せ、であり、そもそも経済とはなんぞや、という問いから、アメリカの実情を考える本。日本にも共通するところはある。

まえがきにもあるように、本書はあくまでも全体図。これからの世の中を考えて行く上で、根底の考え方として経済がなんのためにあるか、その本来の在り方と現在、未来を...続きを読む考える。

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