【感想・ネタバレ】戦後性風俗大系 わが女神たちのレビュー

あらすじ

昭和史を飾った女性たちとの交友写真記録。

戦後の赤線地帯に入り込んだ著者が進駐軍相手の娼婦、遊郭の女など27人との文字通り“裸の付き合い”を描いた交友記録。最初は仕事としてだが、やがてその世界の女性たちに「内側」の人間として認められ、普通なら許されない6万カットの写真も撮った! 厳選された213枚は貴重な戦後性風俗の資料である。50年以上、体験的レポートを世に送り続けた著者は、その間にめぐり会った女性たちを女神と呼ぶ。本書はそうした女神たちへの鎮魂歌である。

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戦後からの風俗

敗戦後の混沌とした時代に進駐軍相手に体を売った女達の話からはじまる。
生きる為とはいえ、この時代は読んでいてきつい。
写真もどぎついのがありますが当時の風俗がわかりやすく興味深く読みました。

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2021年08月03日

Posted by ブクログ

ストリップからトルコ風呂にソープランドまで、性風俗を生業とした女達とのふれあいを通して描いく日本の昭和史でとても面白い。
個人的には、やはりストリップや赤線あたりのエピソードが、人間味があり好きだった。
ソープランド時代に入ると、情緒のあるエピソードがどんどん減っていく。
カメラマンである作者本人の人生と併走している内容が楽しい。
拙作『パール食堂のマリア』参考文献。

*キワドイ写真多数。電車内での読書には注意。

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2012年01月31日

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