【感想・ネタバレ】ミドリノツキ (上)のレビュー

あらすじ

はるか昔に滅びた先人類によって世界中にばらまかれた銀の杖を地面から抜き、杖の先にある選ばれし者の証しをエメラルド色に輝かせたただ一人のみ、どんな望みもかなえられる──そんなメッセージを受けとった人類は『選ばれし者』を探し始める。主人公の高校生・尚顕も警官に警備されている杖を触ってみるが、当然のように抜けはしない。そんな尚顕が、いつしか世界規模の事件に巻き込まれて……?

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Posted by ブクログ

「ミドリノツキ」は2001年のソノラマ文庫版も読みましたが、今回は先に出版された「星虫年代記」と同じく、時代に合わせた書き直しを含む加筆・修正が含まれた上下巻構成の完全版となっています。
作品の面白さは相変わらずです。主人公・ヒロインもとても魅力的で、「ピュン」も相変わらずかわいらしいです。(特に私は鳥を飼っているのでなおさら.)今回の加筆は「ピュン」に当てられており、興味深いエピソードが追加されています。
ヒロインが登場するまで200ページ以上あったり,全体的にテンポの悪さを少し感じますが,これも下巻で回収される大きな伏線のため.SFジュヴナイルが好きな人にはぜひ手に取ってもらいたいです.

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2011年02月10日

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