あらすじ
東大卒、職業・雀荘店員。これは、実在する人物の日常を描いた物語である――。日本中には二万軒の雀荘があり、各々にメンバーという人種が巣食っている。 彼らは、雀荘での雑務や接客をこなしながら、自腹で客と麻雀を打つ、雀荘従業員である。単に麻雀が好きなだけでは、とても続けられる仕事ではない。皆それぞれの事情を抱えながら、将来も希望もない閉塞した場所で、細々と生きながらえているのである。
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Posted by ブクログ
簡単に言えば東大出にもかかわらず就活に失敗して
最終的に雀荘店員に行き着いた人のお話
この本は実話にもとづいている
就活中に読むものではないが
それがゆえに学ぶべきことも多い
「―――去る者がいて、来る者がいる
目の前を通り過ぎる様々な人生を見送りながら
俺は今日もこの場所で
こうやって生きている―――」
決して楽しいものではないが、人生という片鱗に
触れられる一冊である
さて、俺は俺の人生を掴みに行こう
Posted by ブクログ
さて、こちらも読みたいなぁと思いつつなかなか手を出せなかった作品。
正直、漫画以外の部分読んでいない。サーセン。
読んだ後に何故か、ズンとくる作品でした。麻雀というよりも・・・重い・・・重いよ、この作品!
麻雀を期待していたら肩すかしをくらうかな。
人間に焦点を当てたストーリーだと思います。ただ、オムニバス形式なので読みやすいと言えば読みやすい。
ちなみに、お気に入りは第二話の「雀荘メンバーの暗愁」
高野さんと奥さんにかなり切なくなった。