感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年01月02日
今更ですが、地味に私的樹なつみ祭開催中(笑)花とゆめは読んでいたけどLaLaは読んでいなかったので樹さんとの出会いは遅かったように思います。それでもこの作品は比較的新しいですね。初版2000年。ちょうど読書から離れていた時期に刊行されていました。ありがちなエピソードですが、それでも樹さんの描く世界に...続きを読む、キャラクターの魅力にぐいぐい引き込まれます。ラスト・・・余韻を残した終わり方、あれで良かったんだな~と思います。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
<あらすじ>
ジャーナリストの是枝と娘の草乃実(そのみ)は、同じくジャーナリストでタイで10年前に行方不明になった兄とその息子柊成(しゅうせい)を探すため、ミャンマー入りする。
二人はミャンマーの奥深いカラトラ村で「シャン・パー・ルー(暁の息子)」と呼ばれ、カラトラ族として村の掟に従って生きる柊成を...続きを読む発見する。
なんとか日本に連れ帰ろうとする二人だったが、柊成はカラトラの掟に縛られていた…
<感想>
青年誌レーベルだけど、内容はいつもの樹節。
相変わらず男の人はかっこいいんだけど、メインヒロインとなるべき草乃実がギャルでちっとも魅力がない。
樹さんの頭の中にある女子高生ってあのタイプしかいないんか!?と思うぐらいのワンパターンさ。
10歳まで生きた日本に帰りたいけど、命を助けられたカラトラ族の一員となり、その掟に縛られているシャン(柊成)。
さらに、長老から彼に「村に来た日本人達を殺せ」という命令がくだり、彼は決断を迫られる。
おぼろげながら日本で草乃実と過ごした楽しい記憶もあり、シャンは苦悩する…。
苦悩する男はかっこいい。
ラストが続編を思わせるような、旅立ちを示唆するようなところで終わっているので
花咲ける〜」や「八雲立つ」のように初めの一話−ブランク−長期連載 という手段なのかと思ったらそうでもなかったらしい。
なかなか面白かったので続編を期待しているのですが、出ませんねえ。
Posted by ブクログ 2010年02月06日
「はてなダイアリー」に、樹なつみの作品の感想を書いて出来たリンクから、樹なつみの説明のページを見に行って、この本がでているということを知る。
青年誌で、こんなの描いてたんだ。知りませんでした。
ストーリーは、「八雲立つ」の海外版みたいな感じかな。ちょっと違うか。あれほど明確に精霊の存在を感じられる...続きを読むような感じではないです。
部族の夜明けをもたらすまで、すごく長い話のようです。
そういえば、「八雲立つ」のときも、最初の1巻目は、巻数はいっていませんでしたので、これも、続きが描かれる可能性はありますねぇ。
「獣王星」みたいに、途中で間があいちゃうとちょっと辛いので、続きは、一気に描いて欲しいです。
さて、描かれることはあるのでしょうか?
Posted by ブクログ 2010年06月23日
ミャンマーの民族紛争、麻薬、マフィア、アメリカ絡みの
謀略と、樹なつみらしい骨太なストーリー。
でも一巻完結ではちょっと駆け足過ぎたかも。
もうちょっとじっくり進めたらもっと面白かったのでは
と思うと残念。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
樹なつみを久しぶりに読んだ。話としては面白かったけれど、も少し裏設定をしっかり固めてほしかった。樹作品によく出てくる、パッパラパーの女子高生キャラ、この物語では重要な役どころになっているけれど、他作品では“ここでこのキャラを出す必要があるのか?”と思うものも少なくなく、それが嫌いで読まなくなったこと...続きを読むを思い出した。続きはあるのかな?(2008-08-15L)