【感想・ネタバレ】三浦綾子 電子全集 私にとって書くということのレビュー

あらすじ

作家としてものを書く姿勢、自作に寄せる思いなどを綴ったエッセイ集。

「私は精一杯力をこめて書いた。その災難に死んで行った人のことを思い、後に残された人の辛さを思い、時には声を詰まらせながら口述した。筆記する三浦も涙をぬぐいながら筆記した。」(「小説『泥流地帯』を回顧して」)。自作を書き終わっての感想などを綴った「作品と私」、小説のタネ、登場人物の名前など執筆時の裏話などを綴った「私にとって書くということ」、文学者論などを集めたエッセイ集。

「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「戦後六十年と企画展」を収録!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 三浦綾子さんにとって書くこと: 書く前に「先ず祈る」これが基本。自分のよく知っている世界を書く。書きはじめた以上、書き上げる。(途中で投げ出さない)「私にとって書くということ」、2002.9発行。三浦綾子さんの作品、北海道に居た時、沢山の著作を読みました。犯人の子を引きとって育てる、陽子と夏枝の「氷点」、くずれやすい人間の世界を描いた「積木の箱」、壮絶な犠牲の死「塩狩峠」、美瑛・白金・上富良野を襲った十勝岳大爆発の惨事「泥流地帯」・・・。「細川ガラシャ夫人」「千利休とその妻たち」「母」は未読です。

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2021年10月07日

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