あらすじ
ある美術部の5人のスマホの中身が突然入れ替わった。成績優秀で優等生の胡桃、誰からも好かれている燿、皆に優しい凪、個性的な織音、頼りがいのある龍之介、そんな普通な美術部だったのに……。カメラロールやトーク履歴、スマホに眠る「誰にも見られたくない」本当の自分。スマホの入れ替わりであらわになった全てがさらけ出されたとき、5人の関係性が大きく変わることになる――。知りたくなかった部員の本当の姿と、知られたくなかった本当の自分。それでもあなたは、大切な人のスマホを覗く勇気はありますか?
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Posted by ブクログ
とっても映画化してほしい作品でした
映画化したらもっと泣くと思う
最後の終わり方がびっくりした。そんなことしないと思ってた。読みやすかった!
Posted by ブクログ
登場人物たちのスマホ画面を、実際に自分のスマホで覗くという仕掛けがとても新しく、
「今この瞬間、もし自分のスマホが誰かと入れ替わったら…」
そんな想像までしてしまう、不思議で少し怖い読書体験だった。
登場人物はみんな高校生。
だけど描かれているのは、年齢では測れないほどの痛みや孤独だったと思う。
特に胡桃の抱えていた秘密はあまりにも悲しく、
兄の結末に近づくにつれて、ページをめくる手が止まりそうになる瞬間が何度もあった。
正直、これ以上読めないかもしれないと感じるほど心を奪われた。
それでも最後は、私にとって「リアルな意味でのハッピーエンド」。
簡単に救われる物語ではないけれど、だからこそ救いがちゃんと残る終わり方だった。
気づけば一気読み。
覗く側の自分も、同時に覗かれている気がしてしまう作品。
Posted by ブクログ
「写真も、検索履歴も、死んでも隠したい秘密も――全部バレた。」
本作は、新感覚の「覗き見る」読書体験を味わう1冊
自分のスマホと他のスマホが入れ替わったら…。
そう考えると、とても怖い。
他の人のスマホを見たくなる好奇心もよくわかる。
誰しも、裏の顔がある。
それにしても、登場人物たちの写真も、検索履歴も、死んでも隠したい秘密も、すべて怖すぎるだろ。
そして、覗き見た本作。
最後に明かされた優等生の胡桃の秘密が1番強烈。
本作はホラー小説だったのか…
Posted by ブクログ
面白くてスイスイお話が進んでおもろしかった!
でも最後主人公のスマホがあ。こんな秘密かってすごいガッカリと思ったけど最後の最後に隠してておおとはなったけどなんかもう少し伏線が欲しかったなあ!
QRコードは斬新で面白かったけどどんどん失速してしまう感じで少し残念!
Posted by ブクログ
普段はライトノベルを全く読まず、知識もないけれど、とある小説紹介インフルエンサーの方が企画などをされていたので読んでみた。
現代では、無いと生活できないほど日常に溶け込んでいるスマートフォンを題材にした青春物語で、すごく内容に共感でき、それぞれの登場人物の個性が際立っていた。
現実ではスマホの中身は、よほど親しかろうと簡単に見せるものではないので、思春期真っ只中の高校生達が、互いの秘密を知って行き葛藤するという構成がとても面白かった。
それぞれの強烈な秘密がどんどん明かされていくので、テンボが良く、最後まで飽きずに読み切れた。
人は上部だけでは判断してはいけない。
また、スマホの中身だけで全てを判断することもしてはいけないのだ、と強く感じた。
進むごとに互いのねじれが緩んでいき、最後には、
全員がお互いの嘘も秘密も本音も抱きしめて、次への一歩を進み出そうとしていて、心が温かくなるハッピーエンドでよかった。
かと思えば、最後の最後に衝撃の事実が、、ひっくり返された、。
絶対に隠したいことは片鱗さえも見せない、、柳胡桃は生きるのが少しうまかったのか、実際にあった事件と同じく、悲しい結末。
スマホが普及している今だからこそ読みたいと思える作品でした。
読んでよかった。