【感想・ネタバレ】恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年12月14日

凄く良かった。
肩の力を抜いて読めて角田さんと実際に飲み屋でお話してるみたいなエッセイだけれど、
その中にも角田さんの考え方が私にはすごくかっこいいなと思った。かっこつけてないところがかっこいい!
投げかけられる問い掛けの数々に対して、よくある「宝くじが当たったら?」って言われて一生懸命悩む子供のよ...続きを読むうに、頭を捻らせ考える自分がいました。
特に恋愛模様の渦中にいた?議論では、激しく角田さんに同感。私も恋愛話に疎い方で、後々からそういう話を知る事が多々あります。
最後の章の「最近、心がふるえたことは?」がとても心に響きました。
248〜249にかけての文章がとても良かったので、抜粋はしません。「自分の足で歩いてそうしたものに出合えると、本当にうれしい。」

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Posted by ブクログ 2022年09月28日

今読んでいますが、短いエッセイ集なのでとても読みやすいし、読んでいて落ち着きます。寝る前にちょっと気分を落ち着けて眠りたい、そんなときにオススメかもしれません。

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Posted by ブクログ 2022年01月30日

角田さんの考え方が面白くて好き、小説家だし賢く上手〜く生きて私とは全然違う思考してるんやろなと思ってたけど似てる部分も合ってなんか嬉しくなった、見ててくすくす笑えた、テキトーに生きてた良い意味で!私も楽しくのんびり生きる

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Posted by ブクログ 2021年10月25日

エッセイが好きで、角田光代のものもこれで3冊目なんだけど、他の作家のものと読み比べてみると彼女には澱みがないのが印象的だった。

女性作家のエッセイはともすれば内面を書き出すうちに過去のドロドロや「〜すべきだと思う」みたいなものが多くなってくるが、角田光代にはそういうものを感じない。
人間らしいし、...続きを読むいわゆるさばさば女とは違うし湿度がないわけでもないのに、自分の中の嫌な感情や思い出も「そういうこともあるよね」と割り切っている。
そういうところが読みやすいしとっつきやすい。
深い悩みを相談しても、深刻になり過ぎずに「そうなんだー」と軽く聞き流してくれそうな、でも突き放すわけでもない感じがすごく友達になりたくなる。

本書では外国で高山に登ることになったときの彼女の心の内が「こんなはずじゃなかった、おうちに帰りたい(中略)だいたい私はいつだって読みが甘いのだ……と、さまざまなネガティヴ思考が頭のなかを怒濤のように駆けめぐる。(中略)泣いてもどうにもならないから、泣かずにただひたすら歩き続けたけれど」などと書かれていて私と同じだ!と嬉しくなったりもした。
もっとも角田光代はありえないほどの仕事の量をこなし賞を取り、プライベートでも歯を食いしばっていたりと、私とはまるで違うのだけど。
それでも「私もそうだ!」と思わせてくれる、友達の友達にいそうなのが角田光代なのだ。
この本を読んで、更に彼女のことを知りたくなった。

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購入済み

飾らないところが良い

2020年04月23日

理想の女性の話や、普段着とお出かけ着の使い分けの話など、読んでいるだけなのだけど一緒に話しているかのような近さがあって良かった。少しズボラで、でも逞しい角田光代さんのエッセイはどれも面白かった。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

初デートが相手の全てを象徴している。

『顔か中身か』より『顔(中身)か服か』では?

角田さんの日常が等身大かつユーモアに描かれ、彼女がどういう人なのか、人となりがわかるエッセイ。

そんなこと考えているんだとクスッと笑ったり、わかる!と共感したり。

内容や話し方もとても面白く読みやすい。語りか...続きを読むけられる場面もあり、まるで一緒に話しているかのような錯覚に陥る。

恋愛や人生における言葉がたくさん!


素敵な一冊です。

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Posted by ブクログ 2016年06月04日

ちょっとくだらないと思ってしまうような生活感あふれる日々の描写の端々に、ここ数年ずっと心に引っかかっていた仕えをさっと取り払ってくれるような、優しくて力強いことばを投げかけてくれる素敵なエッセイ。30代になったらまた読みたい。

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Posted by ブクログ 2015年05月20日

角田さんの小説は読んだことがないけれど、このエッセイを読んだらがぜん小説も読みたくなりました。
女の飾らない本音。ユニークな人柄に魅力を感じました!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月28日

この本は、私がまた「本読んでみようかな」と思った一冊である。

私は昔、本好きの小学生だった。
しかし、元々というわけではなかった。
私を本好きに変えたのは小3の頃に出会った友達である。
その子はとても本を読む子で、私に本の面白さを教えてくれた。

中学校はその子と離れてしまい、私はあまり読書をしな...続きを読むくなった。
なかなか面白い本に出会えなかったこともあるかもしれない。
(武者小路実篤の「友情」とあさのあつこシリーズは面白かったけど)
でも、一番の理由は
その友達のような、一緒に本を語り合える友達が周りにいなかったからだと思う。

高校はその友達と一緒だったが、彼女は入学してすぐ留学に行ってしまった。
私は中学と同じような理由でほとんど読書をしなかった。

浪人生で友達が面白い本を教えてくれまた読書にハマったが、浪人生が終わると読書をしなくなった。

そして大学生になり出会った、久々の面白い一冊。
寝るのも惜しんで、とにかくひたすら読んだ。何回も読んだ。
まあ〜読んだきっかけはちょっと秘密だけど(笑)
こんな本に出会ったのは久しぶりで、それから、角田さんのエッセイをいろいろと読んだ。
そして今も角田さんのいろいろな小説やエッセイを読んでいる。

この本は、私をまた本を読むことに引き戻してくれた
いわば「命の恩人」的な存在なのかもしれない。

「こんなに面白い本があるなら、他にも自分が好きになる本や作家さんを見つけたい」
それが今、私の読書する理由である。

こんな風に思わせてくれたこの本は、私の人生の中で確実に大切な一冊になるであろう。

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Posted by ブクログ 2022年12月09日

おもしろかった!
webに2週間に一回掲載していたエッセイをまとめた本らしい

いろんな質問を投げかけてきたりしてくれる内容が多くて自分はどうだろう?とか考えながら読んだ
例えば、角田さんは恋愛運とかはないけどタクシー運、旅行に行った時に出会う旅行者運はいい!
あなたは何運に自信がある?みたいな

...続きを読むあとは以前カレーのルーが足りなくなった経験からカレーとルーをかき混ぜて食べるようになったとかスカートが捲れ上がってパンツ丸見えになってる女性を見かけてからトイレから出たあと執拗に捲れてないか確認するようになったとかのプチトラウマの話からあなたもありますか?とか

こういうはなしってダラダラと誰かと無限に時間がある時にしかできないんだよねえ
だからこの本を読んでるとそういう友達とか家族とかとどうでもいいような論争をしたような充実感があった

あと角田光代の作品は母と娘の確執とか毒親系の話が多いから母との関係はあまり良くないのかも?と思ってたけど母のいた病院に通ってて辛かった話とかがところどころにあってそんなことはないんだと思った

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Posted by ブクログ 2022年09月15日

あとがきにもあったが、20代から40代の女性は忙しい
友達と馬鹿話してゆっくり飲むなんて時間なかなか取れない

激しく共感

20代に毎日のように友達と話しして、飲みに行って、くだらない話しをして、お茶をして、買い物して

本当に貴重な時間だったんだと思う

だからといって、今が不幸なわけではない
...続きを読むでも、この本を読んでわかる!って思ったり、私だったら、、と考えたり

会話してるような気持ちになれる本でした!

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Posted by ブクログ 2022年01月23日

まだ30代なりたての頃。
若かりし日の角田さんのエッセイ。
日常があまりにリアルで、全く気取ってなくて風変わりでくだらないものばかり。

なのに、これがものすごく心地よくて
ありのままの生活や丸出し感に脱力感。

心理テストや占い、女子会に二日酔い、引越し…
人生って色々ないようであって、だからこそ...続きを読むおもしろい。

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Posted by ブクログ 2022年01月19日

☑︎住んでいる部屋話と恋人話は比例する
☑︎宗教ってのはこの世のシステムを理解しようという姿勢だ。自分の力の及ばない、すべての理不尽を納得したいという希求だ。
☑︎最初のデートでの印象は、その後の相手の本質を象徴している
☑︎"顔か中身か"なんて議論は、裸んぼうで暮らしてはじめて...続きを読む提起できる議題である
☑︎フネはやさしくて、聡明で、何ごとも肯定して受け入れる。そして私がもっともすばらしいと思うのは、無関心具合なのである。

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Posted by ブクログ 2021年11月14日

『しあわせのねだん』がとても好きだったので、角田さんのエッセイを手に取った。 後書きに、お酒を飲みながら、お茶を飲みながら楽しんでいただけたら、と書いてあるように、とてもリラックスして読める。ほっこり癒された。

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Posted by ブクログ 2020年09月03日

短いエッセイ集。男の人が何を買ってくれるか経験がないからぜんぜんわからないけど、米や味噌ではないと思ってたり、学生時代の恋愛模様に入れなかったのは自分が猿だからと疑問に思ったり、おもしろい人柄がわかる。
三十半ばの女が化粧をしないということは、本人にそのつもりがなくても意思表明に見えるとか、社交辞令...続きを読むのような形式的な言葉や決まりきった表現が人を楽にすることがあるとか納得した。

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Posted by ブクログ 2020年08月03日

作家さんのエッセイというのは総じて面白いと感じるのだけれど、角田光代さんのエッセイもテンポよく読めてよかった。作家さん本人の人柄やライフスタイルが垣間見え、小説とは異なる楽しみがある。

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Posted by ブクログ 2019年08月25日

角田光代さんの小説は自分の中で、すごくわかる女性の気持ちが描かれている一方、ちょっと後味が悪いもの、が多かった気がする。

エッセイを読むのは初めてだったけど、角田光代という作家をとても身近に感じることができた。
物知りじゃないところとか、身づくろいが苦手なところとか、人間って何かに秀でていてもこの...続きを読む部分はダメってあるよね、と、自分のダメな部分も肯定されたような。

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Posted by ブクログ 2019年06月04日

これぞエッセイって感じ。
軽い気持ちで読めた。
共感もできるし、筆者の感性にちょっとクスって笑えてしまう作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月04日

著者のあとがきにあるように、飲み屋でとりとめなく話すみたいなエッセイで、さらりと読めた。アミノバイタル乾杯いきいきってまだ売ってるのかしら?ちょっと試したい。あと解説の藤田さんのラストあたりがまた、よかった。

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Posted by ブクログ 2016年06月07日

初めての角田光代作品。
有名な小説よりも先にたまたま手にとったエッセイから入ってしまった。

ゆるーくお酒でも飲みながら喋っているような読み物。
学生からずるずるとここまできてしまったことを
肯定されるような感じで楽しく読めた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月11日

「人の会話って、ほんと、馬鹿みたいだよなあ。馬鹿みたいで、意味もなくって、くだらなくて、大切なことはいつも伝わらなくて、けど、なんてあたたかいんだろう。」
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「場所というのは思いと結びついて、意味を持つ。かなしい思いも浮かれた思いも場所は吸いこむ。吸い込んで、そこにあり続ける。」

心安らぐエッセ...続きを読むイ。クスッとしたり、わかる!!と思ったり。角田光代さんの人となりを感じられて、思わず頬を緩めながら読んだ。

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Posted by ブクログ 2022年12月30日

角田光代さんのエッセイ集。なかなか友達と飲み会をしたり、お喋りで盛り上がったりできないコロナ禍の今、そんな時間を擬似体験できたようで楽しかった。高校の同級生との飲み会や仲の良い友達との女子会などでのお喋りって、ほんとたわいもない事や、後で思い出してもほとんど意味のないバカ話だったりするけど、そういう...続きを読むのってとっても大切な時間だったりするんですよね。一日も早く、みんなで集まって、そんなバカ話で盛り上がれるような日が戻って来るといいなぁ。

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Posted by ブクログ 2022年04月02日

「おじょうさん、利口ぶってるやつほど馬鹿なやつはいないよ、馬鹿みたいに見える人しか信用しちゃだめよ」

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Posted by ブクログ 2021年12月23日

年を重ねることの面白さみたいなもの

きっと10年経っても、わたしはわたしが思っているほど、生きるのが上手になってない。
それでも、ひとつひとつ重ねていくうちに、今は感じられない面白さ、楽しさ、苦さまで、感じられるようになるんじゃないかな。

それが少し楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2021年10月17日

角田さんの、風変わりで面白い人柄が溢れ出るようなエッセイ。

ちと友人としては付き合いづらいところもある気がするが、深く付き合うとそのスルメのような味わいが感じられるような、そういう人なんだろうなぁと楽しく読んだ。けっこう時間かかったけれど。

さて、やはり人生は「恋をして、夢をみて、旅をし...続きを読むないとな」ということを改めて思った。

とりあえず今年は旅に出るぞ。それも何度もだ。

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Posted by ブクログ 2020年10月10日


共感できる部分が多かったり
飲み会を開いて貰っているような気分で
テンポ良く読み進められるエッセイ。

個人的に印象に残っているのは
「アミノバイタル乾杯いきいき」。笑
調べたら2006年2月に生産終了してしまったとか。

このエッセイももう15〜17年前のものになり
時代のギャップは感じるけれど...続きを読む
角田光代さんの軽口な文章を楽しめた。

次回はエッセイではなく、ぜひ小説も読みたい。

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Posted by ブクログ 2019年06月18日

雑誌のコラム位の分量でエッセイらしく楽な気持ちで読める。エッセイとしても十分楽しめるのだけど,これを書いた人があの本(思い浮かべたのは比較的最近読んだ『坂の途中の家』)を書くのかと思うと,やはり作家の想像力や文章力というのは凄まじいものなのだと思う。角田光代というオリジナルの人は,色々な人の人生を見...続きを読む聞しているかもしれないけど,それだけではない,でも角田さんの実体験ではないようなシチュエーションでもすごくリアルに感じたし,これは私か?とさえ思う描写もあったけど,角田さんは私とは全然違うタイプの人だった。こんな感想書いてる凡の中の凡とは比べものにならないのだ。あぁ小説家の書くエッセイって色々な楽しみ方ができて本当好き。

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Posted by ブクログ 2018年12月27日

角田光代さんのエッセイ、軽い気持ちで読めました。面白かったです。
ゆるゆるとぼんやり、あははと読めるのですが、時々はっとすることもあって、読んでいて楽しかったです。
わたしの友だちにもおいしいもの大臣がいます。ありがたいことです。
美貌、才能、健康…わたしも一番欲しいものは健康です。健康ならなんでも...続きを読む出来ます。
角田さんの小説は、心に棘が刺さってちくちくすることも多いのですが、エッセイはほのぼのと読めるなぁと思いました。

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Posted by ブクログ 2018年12月02日

30代後半、これから私が迎える年齢。基本的な『私』の生き方、考え方は変わらないだろうなという予感はある。
角田さんの飾り気のないエッセイは、人生の先輩として、「あぁ、そんな考え方もあるのか」と参考になる話や、くだらなくて面白い話もあり、読んでいて楽しかった。
一緒におしゃべりしているような錯覚に陥る...続きを読む、気楽に読める本だった。

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Posted by ブクログ 2015年11月02日

エッセイ集

岡田光代?さんのエッセイが読みたくて間違えて購入

結果、間違えてよかった

正直年齢や時代が違うこともあり、内容も使う言葉も共感できない部分多々あり……
でも角田さんの感じ方や生き方がダイレクトに伝わってきて、なんだかわたしまで、これでいいんだ、と思わせる一冊

このままじゃだめだ!...続きを読む変わりたい、素敵になりたい、と思わせる本ってたくさんあるけど、このままでいいと自己受容させてくれる本って貴重

2015.10.25

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Posted by ブクログ 2014年07月15日

のんびり読めるエッセイ
部屋話と恋人話にいたく共感。
一冊を通して角田光代というひとがいかに飾らない女性なのかを改めて感じる。
私も磯野フネになりたいわー

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