あらすじ
五年前に裏切られた元恋人に、記憶を失くした自分は二度目の恋をした――
喫茶店で働く律は事故に遭い、二十歳から三年間の記憶を失った。それから五年、失くした自分を知る、旭という男性と知り合う。旭は昔の友人らしく、優しく献身的で、律が記憶を取り戻すために尽力してくれた。そんな旭に恋をしたが、幸せいっぱいの矢先、失くした記憶がよみがえる。過去の裏切りをすべて思い出した律は…?
感情タグBEST3
記憶をなくした元カレに、浮気した過去を隠して再アプローチして付き合えたはいいけど、自分が犯した罪と無垢で魔性な受けとの板挟み。キラキラした外側とのコントラスト宛らに葛藤し、自身が再犯しないか臆病になっている姿になんとも言えない寂寥感が漂う作品です。時や人や環境に流されない二人の決意や誓いとは裏腹に、むしろ一縷の望みをかけたようなタイトルは儚さや脆さが際立って、始終、線香花火みたいでした。
正直旭さんが好きになれなくて苦手なまま終わりました。こういう形で終わって欲しいなと思っていた私の理想の終わり方ではありませんでしたが、作品としては面白かったし好きです!