【感想・ネタバレ】長歌行 3のレビュー

夏達

七世紀唐の時代 実の叔父・李世民を父母の仇と狙う永寧姫・李長歌。追手の手を逃れ朔州にたどりつき、土地の太守・公孫恒の庇護をうけるが、その公孫恒も突厥の若き将軍・阿史那隼の猛攻の前に命を落とす… 突厥に捕らわれた長歌の命運は…!?

[ブクログ · ★★★★★]

ラブｺﾈ━━━━━('A`)━━━━━!!と思ってたらまさかの弥弥古麗との百合展開美味しいです。男装姫君に●●ネタは同じ女としていたたまれないけど正直もえるよね。突厥・契丹など世界史ではさんざんお馴染みの外来勢力が関わってきてたいへん続きが気になる3巻。

[ブクログ · ★★★★☆]

女であることが、この先どう影響するのか。
大抵、ラブロマンスになるんだけど。それって、女であることを隠しているからだと思うんですよ。
長歌の場合、性別・女って意識しかなかったと思うんですよね。書類上の記載だけみたいなさ。女性という意識よりも、男性の意識だったと。
無理やり、女であることを自覚するしかなくなって、隼との関係はどうなっていくのか？

女ということが知れたら、長歌より隼のほうが、転換するの早そうだけど。

ラブロマンスの気配するな。

[ブクログ · ★★★★☆]

すっかり突厥メイン。とはいえ、地続きであることを考えると、日本から外国に行くのとは訳が違うんだろうし。他民族との交流、成長と再会、思惑と陰謀。描き切って欲しい作品。