【感想・ネタバレ】くちづけのレビュー

あらすじ

身体は大人、精神は子供のままの人たちが生活するグループホーム“ひまわり荘”。そこに、知的障がいの娘・マコを連れた元人気漫画家の愛情いっぽんが、住み込みのスタッフとしてやってきた。30歳になっても天使のように愛らしいマコ。マコを産んですぐに亡くなった最愛の妻の分まで男手ひとつで育ててきたいっぽんは、ひまわり荘の仲間と触れ合い、かつてなかった心休まる暮らしを得た。だがそんな時、いっぽんの身体に見つかった病気。マコを遺して逝くわけにはいかない。マコの将来を案じるいっぽんの、誰にも言えない苦悩の日々が始まった…。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

知的障がいを持つまこ。まこは、性暴力をきっかけに、父親のいっぽん以外の男性とは、2人きりになることができませんでした。ところが、2人が住むことになったグループホームのうーやんとは、2人でも怖くないのです。
障がい者が性暴力に遭いやすいリスク、そして加害者にされやすいリスク。障がい者と非障がい者(健常者)がこの社会をともに生きていくために必要なことを、考えさせられます。
2013年に、貫地谷しほりと竹中直人の主演で、映画化されました。

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2013年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『八日目の蝉』を紹介してくれた同僚からこれも読んでって推薦されたのがこれ。タイトルと表紙だけ見るとなにこれ?ってのが第一印象だったけど、実話を基にした物語と聞いてぐっと興味が湧いた。
読み始めて最初は35歳の青年が主人公なんだろうなって思っていたら、実は元漫画家のいっぽんさんとその娘マコちゃんの親子の物語だったんですね。障碍者の子供を持つ親の高齢化問題が如実に描画されており、まったりした物語のはじまりとは裏腹にプロローグからいきなり衝撃な一文が現れ、そしてその真相が語られていきます。よくあるグループホームののほほんとした話でありながら障碍者施設の厳しい現実を目の当たりにすることになる。中盤からは知的障碍者の今後を憂いる諸問題や性被害、またボーダーと言われる健常者未満障碍者以上という人々の現実問題なんかも描かれており、近代化した日本でもまだまだ解決の一つのステップも踏めていないなぁと憤懣やるかたなしだ。まして親はいずれ高齢者となり介護を受ける側になる年齢になるもその子供も同じく高齢化していく。その保護先が見えない生活で同じような事件は年々増えてきている。この本を手に取って多くの人がそれら問題を共に考えて解決に向かう未来が見えたらいいのになと思う。
なんだか誰もがハッピーにならない物語過ぎて泣けた。

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2026年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を観たが、DVDはまだ表示されていない為、備忘録で登録。


ラストシーンは泣けない


と思ったが、その後に(ある意味後日談的な要素で)本当のラストシーンが待っていた。泣けてくる。

映画だと余計な所が気になって気になってしょうがない
ラストシーン、スライドが流れるが貫地谷しほりの本当の写真に竹中直人の若い時と思われる写真をコラしているのだが、あれが日本の今の限界か、違和感ありあり。
感動のシーンなのに…
写真の加工のアラばかりが目立つ。

堤幸彦の演出なのか、岡本麗と橋本愛がうるさい。橋本愛好きなのに…
世の中のどうにもならない事に怒りを爆発させるのはいいと思うが、ちょっとヒステリックすぎ。
演技の幅が広がらないのでは?
怒りにだって声を荒げる以外の表現方法は沢山ある。
今の観客がキーキー怒る(叫ぶ)役者を見て、「あ~怒ってるんだな」って認識しかできないかのような演出。


==以下引用========================
劇作家で俳優の宅間孝行が主催し、2012年をもって解散した劇団「東京セレソンデラックス」の名作舞台を、堤幸彦監督、貫地谷しほり主演で映画化。知的障害のため、心は7歳児のまま30歳になった女性マコは、元人気漫画家の父親いっぽんに連れられ、知的障害者の自立支援グループホーム「ひまわり荘」にやってくる。無邪気で陽気な住人たちに囲まれ、のびのびと日々を送るマコは、そこで出会った男性うーやんにも心を開いていく。ようやく見つけた理想の場所で娘が幸せになれば、いっぽんも漫画家として復帰できるかと思われたが、やがてひまわり荘の一同に厳しい運命がふりかかる。

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2013年05月26日

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