【感想・ネタバレ】帰宅部活動記録3巻のレビュー

くろは

【帰る場所がある…それはとても幸せなこと。】
放課後を楽しく過ごすためだけに集まった、帰宅部の少女達。甘酸っぱい青春にデスソースをぶち込む、ジャンク系日常ギャグ。
(C)2012-2013 Kuroha

[ブクログ · ★★★★★]

破天荒学園ギャグ漫画、の一言で、ほぼ内容が説明できてしまう
ともかく、読み手の脇腹を痛めつけてくる、執拗に
ここまで、シンプルに笑えるギャグ漫画は逆に貴重。特に、オチの破壊力は他に追随を赦さないか？
もっと注目されて然るべき
今巻で、最も笑い転げたのは、存在が発覚した夏希の弟・路往人（ろいど）が登場し、圧倒的な力関係を晒し者にされる第３１話の『姉と友達』
あまりにも不憫すぎて、私は今すぐにでも飯をおごってあげたくなった
また、同じく新キャラの萩調流四天王が一柱・『残虐の朱雀』こと赤羽詩天使ちゃんも、不憫さが可愛さを引き立たせている
それにしたって、今巻も牡丹さんは人外の戦闘力を発揮していらっしゃった。けど、意外っつーか、「あ、やっぱり」的な弱点も発覚して、更に好きになった
個人的に、次巻では牡丹さんと路往人くんが、何かのキッカケ（姉の忘れ物を届けに来た、ペットの散歩中、など）で他の部員よりも親交を深めたはいいけれど、詩天使ちゃんのジェラシーを買っちゃって路往人くんが拉致され、最終的に牡丹さんの必殺技がコマをブチ割るような話を読みたいかな

[ブクログ · ★★★☆☆]

登場人物で模索しているのがわかる回。変な間は健在なのでご安心下さい。「デッドフリーダム」あたりが非常にらしい作品。