【感想・ネタバレ】竹村健一・逆転の成功術 元祖『電波怪獣』の本心独走のレビュー

あらすじ

人気をつかむ方法から、今後の国際情勢の読み方まで―――。
テレビ全盛時代を駆け抜けた人気評論家の守護霊に訊く。

へそ曲がりの視点で時代の先を読め!
人生を切り拓く「武器」をひとつ持て!
劣等感やコンプレックスを成功の原動力に変えよ!
【新たに判明した驚きの過去世とは!】

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Posted by ブクログ

 「へそ曲がり」であるがゆえに成功する、逆転の成功法則。誰もがこうして成功するわけではないが、一側面としてこの書籍に盛られた内容を持っておくと視点が広がる。
 ・前世は阮籍(竹林の七賢)。竹村という姓もそこから選んだ。なお、ルネサンス期のコジモ・デ・メディチやフランスのトクヴィルも彼の過去世。
 ・竹村氏は「正統派のエリートではない」と自称。人のやらないことをやって目立つ、特に「アメリカ通」であったことが彼の飛躍のきっかけで、成功の秘訣は「英語」であったと明言。
 ・若いころの屈折などをばねにして成功した企業家などに言及、「裏道に金貨が落ちている」。
 ・大量の情報から「砂金」を探し出すセンサーを磨け。
 ・日本は自信を喪失している。特に人材選抜の方法(二世議員などが多く選出される点)
 ・日本のマスコミ・官僚ともに「タケノコをぶち切る」傾向がある。
 ・中国は過去回帰的。軍事化を推し進めている点は、大戦中の日本をなぞっている。
 ・ドイツは過去を清算し、ヨーロッパのリーダーとなるべきだが、自虐史観が英雄や偉人の出現を妨げている。
 ・日本も、諸外国が何を言おうと「これが正しい、これは間違っている」と云える国になるべき。

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2015年01月05日

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