【感想・ネタバレ】沖縄の歴史と旅のレビュー

あらすじ

沖縄は日本地図では日本の南端に位置する県ですが、世界地図を見ると東アジアの中央に位置することがよくわかります。このことからも、古来、地勢学上重要な地域だったことがわかります。かつて「万国津梁の国」と呼ばれ、中国、朝鮮、日本と交易し、遠く東南アジアとも盛んに交流して、平和で豊かな王国を築いた琉球王国。本書は伝説時代の琉球から、琉球王国黄金時代、島津統治、沖縄県までの歴史をコンパクトにまとめ、沖縄の将来にまで言及しています。著者の陳舜臣氏は、沖縄のことを第二の故郷と表現し、これまでも『風よ雲よ』『旋風に告げよ』『珊瑚の枕』『戦国海商伝』『琉球の風』など、琉球を舞台にした小説を数多く描いています。そして、日本、中国、朝鮮のはざまでバランスをとりながら独自の文化を醸成していった沖縄に対する著者の愛着が、この一冊に凝縮されています。沖縄へ行く飛行機の中で読むのに最適の一冊です。

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Posted by ブクログ

2022年の今年は沖縄県復帰50年を迎えるわけですが、この本は沖縄県復帰20年の時にNHK大河ドラマ「琉球の風」を書いた作者の陳舜臣氏が書かれた作品です。沖縄の歴史と風土と人々の様子が詳細に描かれ大変参考になりますよ。

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2024年09月06日

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