あらすじ
現役医師の著者いわく、「長生きしているのは薬をほとんど飲まない人」。薬は病気を治すために飲むものだが、副作用があるだけでなく、体の免疫力を下げて回復を遅らせ、命を縮めることもあるのだ。注意すべきは風邪薬、睡眠薬、胃薬、鎮痛剤、降圧剤、糖尿病の薬など、あげればきりがないが、なぜこれらを飲み続けると長生きできないのか? 他方で薬を飲まない健康長寿な人の共通項は「肉や乳製品を控える」「野菜をとる」「腹七分目」「規則正しい生活」「ストレスを減らす」「筋肉と関節を使う」等々。その理由や実践法を詳しく紹介。
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Posted by ブクログ
とても解りやすく親しみやすい文体。
現代医療においての西洋医学の偏りに言及していますが、
西洋医学、東洋医学共にいいトコロもちゃんと語られております。
とても温和な方なのかな、優しさが滲み出ています。
タイトルはアレですがね。。インパクト勝負ですから致し方なし。
本当に必要な時に、本当に必要な薬、を使う。
ただそれだけでいい。
スティーブンス・ジョンソン症候群=皮膚粘膜眼症候群。
薬の副作用は本当に恐ろしい。
そんな怪しいエビデンスを持っているモノよりも、
お年寄り、中医師、がんサバイバーと時間を共にしてきた著者の話に惹かれるのは当然だと思われる。
あと半年後くらいにもう一度読み直したい。
また違った方面から見てみたいので。
Posted by ブクログ
安易に医者に出された薬を飲みたくないと思っていたが、その思いがより強くなった。そして、不要な薬を飲まないですむように、自分でできることをやっていきたいと強く思った。
Posted by ブクログ
キャッチーでちょっと大袈裟なタイトルは、幻冬舎的愛嬌かと。
著者が謳っているのは、薬を飲まない→病の回復ではなく、生活の改善→病の回復→薬は不要ということだ。薬はあくまで症状や苦痛の軽減を目的とするものであって、常用するものではないというのは納得できる。毒を以て毒を制しているという薬の効果もそのとおりだと思う。
「元気に長生きしたければ、薬を飲まなくていい健康的な生活を送ろう」といったタイトルのほうが内容にあっている。しかしそうすると、当たり前だし、読まなくてもわかってしまうので誰も手に取らないか。本が売れない。
コロナ前の本ではあるが、ワクチンのことはどう考えているのかなと思って調べたら、否定はしていなかった。
Posted by ブクログ
「クスリはリスク」であること知ってもらうためにも多くの人に読んで欲しい本。最後の章で、カロリーを減らす方法として主食を抜くことが紹介されてましたが、そこだけはあまり賛同できませんでした。