あらすじ
誰もが不安な老後のお金。不安を解消するのに一番大切なのは、やみくもに貯金することではなく、まず自分が何歳までにいくら必要かを知ること。目標を設定して、「収入を増やす」「支出を減らす」「長期分散投資」の3つのアプローチから「やるべきこと」を決めれば、あとはそれを淡々と実行するだけ。そうすれば、今やりたいことを犠牲にしなくても、「60歳で金融資産1億円」が自ずと可能になる。20代、30代にこそ始めてほしい、教養としての資産づくり入門。
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Posted by ブクログ
リーマンショック直後の本。リーマンショックで人々の投資意欲が減退している中、インデックス投資を続けることの重要性を説いており、この本の通りに投資をしていれば、非常に良好な投資利益を得られたはず。主張も突飛なものでなく王道をいくものであり、普通に良い本だと思う。
・最も確実にリターンを上げる方法→手数料を引き下げる
・時給アップのために→何をするかより、何をやらないかを決める
・まずは人生の三大出費「住宅、教育、保険」を見直す
・投資とは、新しい価値が生まれるもの。投機は、新しい価値が生まれないもの。
・投資の鉄則キーワード:①長期、②分散、③低コスト、④インデックス、⑤積立
・どこまで下がっても大丈夫か、を考えておく→過去のデータを見て、一番下ったときはいくらまで下がったかを調べるのが基本
・バフェット「自分は銘柄を選んで投資してきたけれど、もし個人投資家が自分で投資をしたいと思うのなら、世界経済全体に投資するようなインデックス運用をしたほうが良い」
・投資とはマラソンのようなもの。それも勝つことよりも負けないことを目指すマラソン。
・チャールズ・エリス『敗者のゲーム』:投資とは敗者のゲーム→資産運用:過剰なリスクをとらないで運用していけば、自分の資産はきちんと守れる。つまり長期分散投資は敗者のゲーム。→途中でやめない仕組みを作る→年に4回程度のチェックで十分。
・投資が長続きしない理由=損をすること。損を認めたくないのは人間共通の心理。
・本当に必要な知識はシンプルで少しだけ:絶対に儲かるうまい話はない。コストを下げるのが着実にリターンを上げる方法。未来を予想しても当たらない。知識がないのに株式投資をやっても勝てない。有名な会社の株は、すでに値段が上がってしまっていることが多い。新聞などに載る企業のプラス情報は既に株価に織り込まれている。
・いつまでにいくら必要なのかという数値化が必要。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
誰もが不安な老後のお金。
不安を解消するのに一番大切なのは、やみくもに貯金することではなく、まず自分が何歳までにいくら必要かを知ること。
目標を設定して、「収入を増やす」「支出を減らす」「長期分散投資」の3つのアプローチから「やるべきこと」を決めれば、あとはそれを淡々と実行するだけ。
そうすれば、今やりたいことを犠牲にしなくても、「60歳で金融資産1億円」が自ずと可能になる。
20代、30代にこそ始めてほしい、教養としての資産づくり入門。
[ 目次 ]
序章 「今の自由」を手に入れるために
第1章 お金の基本原則を押さえる
第2章 収入を増やす
第3章 支出を減らす
第4章 それでも投資は必要
第5章 お金を増やす
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