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ちょっと、ゆとりと氷河期の入れ替わり世代です。
最近、最後のゆとり世代〜さとり世代を相手に仕事をしており、ゆとりの生態がはっきりとして、とても納得しました。
面白かったです。
Posted by ブクログ 2013年08月06日
『ゆとり世代』の教育を受けた男女が社会に出て活躍する…。時の流れはなんと速いものかとこの漫画を読みながら考え込んでしまいました。彼ら彼女らの生態を理解したい方や、『氷河期世代』との対比も面白いです。
『千と千尋の神隠し』のヒロインである千尋と同い年の少年少女が成人して社会に出て働いている、というニ...続きを読むュースを小耳に挟んで『もうそんなに多くの時間が流れてしまったのか』という感覚を覚えてしまいました。ここで取り上げられているのは所謂『ゆとり世代』といわれる教育行政のしわ寄せを全面的に受け、多感な時期を過ごした男女が社会に出て、働くようになり、『世代間ギャップ』に苦しむ『氷河期世代』の先輩たちとのひきこもごもを描いた漫画になっております。
『最近の若い者は』という上の世代の嘆きはピラミッドにも記されているそうですが、自分が新人時代のことを忘れて、彼らの対応に四苦八苦する姿が印象的でありました。それでも、ゆとりでも何でも『適応』できることや、企業社会の文法からいささか外れてはいるものの、基本的にはまじめで成長意欲もある。後は上の世代が根気よく教えていけば「ゆとり」と呼ばれる世代は『戦力』たりうるのではあるまいかと思っております。
自分の話をすると、彼らなんてメじゃないほどとんでもないことを数多くやらかしており、かける恥という恥じて全てかき、ようよう彼らの事は何もいうことができない自分に気づいてしまうのです。太宰治の「ヴィヨンの妻」であはありませんが『生きてさえいればいいのよ…』というセリフを不意に思い出して、僕は空を見上げるのです…。