あらすじ
2012年12月23日、『巨人の星』リメイク版アニメ『スーラジ サ・ライジングスター』がインドにて放映開始。売り込みの交渉、現地製作現場との激しい議論を続けた日々、困難を極めたスポンサー交渉、そして様々な人たちとの出会い・・・・・・。講談社のプロデューサーが語る、アニメ売り込みを決意した日から、第1話放映実現までの物語。
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Posted by ブクログ
未開の地インド。ここでビジネスを展開していくのは
今後のグローバル戦略では欠かせない。
ある方が勧めていたので、読むことにしたこの本。
インドから皆さんは何を思い浮かべるのでしょうか?
僕はインドという市場はものすごいPotentialがあると思っている。
人口が12,3億いて若者が非常に多いこと、中間層が膨大な勢いで増えることなどだ。
しかしこの国に進出するのは並大抵ではない。
先日日経新聞に韓国と日本が文化・芸術面で
アジアにどれだけ進出しているか対比表が掲載されていた。
日本はアニメを中心にアジアを攻略していて、割と海路をうまく使っている。
台北から攻めて、香港、マニラという感じ。
一方韓国はドラマや映画、ファッションをベースに陸路で攻めている。
北京、上海、ホーチミンバンコクといった感じで。
でも両国が未だに攻め切れていない国があるのだ。そうインド。
インドはどちらかというと、旧宗主国がイギリスだったこともあり
ビジネスのやり方が欧米に近いと思う。
文化もイギリスから持ち込まれているため、
日韓で通用するアジアの文化が簡単には受け入れられないのだろう。
そんな中で、日本の「巨人の星」がクリケットで新しくアニメが作られて、
放映されていると聞くと僕もうれしい。(アンチ巨人はこのさい置いといて)
インドでは日本のモノ・コトをそのまま持ち込むのではなく、
現地の文化を入れてリメイクするのがいいのかな。
インドで何かビジネスができないか、
そしてあの国でいつかチャレンジしたいというキモチが
この3ヶ月で急速に芽生えてきた。Yes, I can do it!
Posted by ブクログ
≪目次≫
第1章 見切り発車で始まったプロジェクト
第2章 いつかこの地で~インドでの誓い
第3章 飛雄馬をクリケット選手に
第4章 崖っぷちからの逆転
第5章 大リーグボールと、ちゃぶ台返し
終章 今始まる『ライジングスター』による挑戦
≪内容≫
『巨人の星』をインドでアニメ化に成功(したんだよね、出版時には放映予定)した講談社のスタッフの熱き報告書。著者は私よりちょっと若いので、猪突猛進型の日本人(かつてのやる気満々の時代)の雰囲気が出ています。
内容として、野球⇒クリケット 星一徹が土方⇒リンタクの運転手 などインドに合わせたとあるがコンセプトは一緒、としているが、読んでて違和感はある。インドに合わせる、ということは違う話になっているよね!という部分。この辺はみなさんはどうでしょう?
Posted by ブクログ
報道でずいぶん話題になっていて、気になっていた。日本のアニメ、マンガの輸出は多いが、野球という日米以外あまりがなじみがないスポーツを、現地で人気のあるクリケットに置き換えて、経済が当時40年前の日本に近いとは言え、文化的にはかなり違いのある状況で、成功するのかどうか。また、どのような紆余曲折でオンエアにたどり着いたのか。業界が近いし、海外の仕事もしていて、納得できる部分も多く、楽しめた。
トンチキな話
クリケットに置き換えるって、、、
野球のご先祖様のクリケット日本の皆様どれくらいご存知でしょうか。
ひとチーム11名、サッカーと同じ、あと競技の途中でお茶を飲むそうです。
9名に減らして、お茶飲むのをやめたのが野球。
日本では野球に人が流れてるおかげで、クリケットは香港相手でも勝てないそうな。
香港は元英国領なので当然クリケットの方が盛ん。
競技人口もクリケットの方が多い、世界レベルで考えるとですが。
だからオリンピックで野球はないのよ、クリケットもやったけどオリンピック向きの競技ではないしね。
野球頭だとなんかクリケットあるのねえ、かもしれないけど
クリケットから野球はどう見えるかはそんなに想像に難くない。
三角ベースは真面目に野球やっている人から見てどう映るかを想像すればいい。
勝手にチーム人数減らされて、貧乏くさいことにお茶飲むこともすっぽかす。
坊主頭にするなり、甲子園行くなり好きにすれば、、
お茶を飲むにしたって各選手は自チームの強み、相手チームの弱みについて提言しているはずで
監督のお人形さんしている高校野球とは違う気がする。
ビジネスやる時に使い物になるのは、間違いなくクリケット経験者。
インドだからと見下している、クリケットが野球を見下す方がはるかに理にかなっているので、
トンチキな話だと考えるのですが、みなさまいかがお考えでしょうか。
まあ、まあ、お好みで。