あらすじ
組み立て式の棚は完成できぬまま放置して、水筒に入れたあんかけラーメンの汁を公園のベンチで飲む。マニュアル至上主義の店と「食べログ」低評価店の惨状に驚愕しつつ、歯医者の予約はことごとく忘れ、野球場で予想外のアクシデントに遭遇する……事件なんて起きないはずだった「ありふれた人生」に何かが起こる、人気お笑い芸人による初エッセイ集。書き下ろし「文庫版あとがき」も収録。
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Posted by ブクログ
文章で読むと普段ラジオで聞いてるエピソードとはまた違った印象を感じました。造られた事件ではなく日々の延長線にある日常を楽しんでる岩井さんは豊かだなと思います。自分の日常にも事件は知らずと起こっているのかも。
Posted by ブクログ
ハライチ岩井の最初のエッセイが文庫化していたので購入。若くして世に出て今もなお様々な番組や昼の帯番組まで持っていて…岩井は出たてこそ“じゃない方”だったけど、ブレイクから15年以上たってもコンビで生き残り続けて今の立ち位置を確立しているのはかなり凄い。平凡な日常エピソードでも著者のやや捻くれた性格や視点を通して面白エピソードに昇華されている。文庫化にあたり書き下ろされたあとがきの文章にかなり磨きがかかっていて、他の二作品も読みたくなった!
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い。
いろんな人のエッセイを読んできたけど、「岩井らしさ」が溢れ出てて、漫才を見てるようだった。
何にもない普通の日々の中から、面白く見える角度を探し続けている人。それが才能になってセンスになってハライチになってるんやと感じた。
きっとわたしが「つまらんなぁ」と思いながら過ごしてる毎日も、岩井が過ごしたらめちゃくちゃ面白いものになるんだろうな、と思った。
とにかく、読んでて面白い。笑える。もっと読みたい!が湧いてくる。
▽好きなことば
「平坦な道に見えても地面に頬を擦り付けてよく見てみると、いびつに曲がっていたりする。
誰の人生にも事件は起きない。化学調味料で味がわからんくなるほど調理するより、そうじゃない方が長く食べていられる。どんな日常でも楽しめる角度が確実にあるんじゃないかと思っている。僕は、事件が起きない僕の人生を、ここから見たら結構面白そうだな、という角度を見つけて楽しんでもらいたい。」
Posted by ブクログ
芸人さんだと思っていたけれど、エッセイストで通じるくらい!何にもない日常こそおもしろいことを教えてくれます。
組み立て式の家具が上手く組み立てられなくて家族で揉めるお話なんかは、そういうことあるよな〜ってちょっと懐かしくなりました。
Posted by ブクログ
組み立て式の棚は完成できぬまま放置して、水筒に入れたあんかけラーメンの汁を飲む。
事件なんて起きないはずだった「ありふれた人生」に何かが起こる、人気お笑い芸人による初エッセイ集。
お笑い芸人の、「ハライチ」岩井勇気さんによる初エッセイ本の文庫版です。
私は確か、何かのウェブメディアに掲載されていた際に、「家の庭を”死の庭”にしてしまうところだった」というエピソードを読んだのが初めてで、時々ウェブ上で読んでいました。
その頃から上手に話を組み立てる人だなあという印象で、事件というほどの事件もなく、個性的な生い立ちというわけでもなく、何処の家にでもありそうな、誰の生活でも起こり得そうな、そんな日常の一ページを切り取って、それでもちゃんと一回一回にくすっと笑えるオチをつける文章力。穏やかで真面目で、でもどこか斜に構えた所もある人柄。安心して読めて面白いです。病院の予約を忘れるのは病院に迷惑だからなおした方が良いと思いますが……。
私は、先述の「家の庭を”死の庭”にしてしまうところだった」話と「自分の生い立ちを話せない訳」の話が好きでした。平凡で事件が起きないのは良い事だ。
他にもエッセイを出しているので、また読んでみたいです。
Posted by ブクログ
ハライチ岩井の周りの日常の一コマがシュールに綴られているエッセイ集。するすると読めて、クスッと笑える。知らない一面も知れて、挿絵もすごい。自分の日常も愛しくなる本だと思った。
Posted by ブクログ
葬式で写真はダメと注意してきたおばさんが、ちゃっかり皆と同じように自分も岩井との握手を求めてきた話が1番おもろしかった。
全体的には、面白いより岩井怖いなと感じる部分が多かった笑
Posted by ブクログ
日常を面白がることの大切さに芸人さんですら執筆活動を通じて気づいている。書くことはやはり偉大。人に伝えたい、どうしたら楽しんでもらえるかなと毎日を過ごしていきたい。
Posted by ブクログ
ハライチの岩井さんのエッセイ集
自分の中では、待ちに待った文庫化ではなく、
以前少し読みたいと思ってた本が
文庫化されているから買ってみようかと言う感じ。
そんなボンヤリした期待感の中、
ボンヤリ読んで、少し面白いところも
あったかなと言うボンヤリした感想。
表題のとおり、すごい事件が起こるわけでもなく
かと言って岩井さんの芸風のとおりで、
変に面白くするために盛ったりもせず、
淡々と二ヒルに伝えて笑う人がいればと言う感じ。
悪口を言っているわけではないので
岩井ファンの人、気を悪くしたらごめんなさい。
※私は岩井さんは結構好きですよ。
一番面白かったのは
「澤部と僕と」でした。