あらすじ
昭和10年、東宮(とうみや)財閥の令嬢･翔子は、一目見て、親の決めた見合い相手、陸軍歩兵連隊第一部隊の秋葉中尉の虜(とりこ)となった。だが結婚する気がないという秋葉の言葉にショックを受ける。そんななか、秋葉たち皇道派への弾圧が高まり、縁談はご破算に。しかしあきらめきれない翔子は、家族の猛反対を押しきり、財閥の家を出て秋葉と結婚した。それがどんなに無茶なことでも、悔いない、幸せな結婚だった……そして起こる2･26事件! 信念を貫く男たち、それを支える女たちの激動の愛の行方は!?
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難しいけれど歴史が分かりそう。
昭和10年頃を題材にした内容。
第二次大戦前のお話で｢昭和維新｣となっている。
主人公は財閥令嬢の翔子と陸軍中尉の秋庭。
翔子は令嬢なのでお見合いが組まれていたが、翔子はお見合い当日にコッソリと家を抜け出た所でお見合いに向かっていた秋庭と偶然会い、翔子は相手が秋庭だと分かり断るはずのお見合いを是非にと父親に頼み直すが、始めは乗り気だった父親も秋庭が維新を起こす事が発覚してからは秋庭とのお見合いを反対するようになって、秋庭も翔子に惹かれながらもこれから同士達と行う維新で翔子を不幸にするからと秋庭もお見合いを断るが…。
色々な反対や苦労を覚悟で結婚に踏み切った2人はとても幸せそうでしたが、その後の維新によって2人の運命は崩れていくのか？とドキドキな1巻目でした。
2人とも美男美女だけど、ただ不満なのは秋庭も含めて軍人達の容姿が似てて誰が誰か分かりにくいです。
名札を付けてもらえたら分かり易いんだけどなぁ。
