あらすじ
雑誌『エスクァイア』の編集者である著者は、家族とバカンスのため海外旅行中、突然肺炎を発症し、現地の病院に緊急入院。ベッドの上で「世界で一番ヘルシーになる」と決意する。帰国後、早速リサーチ活動を行い、ピックアップした最新の健康法(いずれも科学的なエビデンスがあるもの)のリストは53ページに及んだ。実体験派ジャーナリストが挑んだ2年にわたる超健康プロジェクトの結末はいかに…。
100以上の最新健康法の勘所や、健康情報の洪水に惑わされないための科学的な知識や鑑別眼を、ユーモアあふれる文章を通じて楽しく身につけることができます。健康診断で「要再検査」が心配な中年男女の方、必読の1冊!
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Posted by ブクログ
数年前から気になっていて、やっと読めました!
著者の表現が面白くて、笑いながら読みました。健康には必ず伴う死。祖父や叔母を通して、健康に生きるとは?とも考えたり、人に薦めたい一冊。
Posted by ブクログ
健康男。タイトルだけで笑ってしまう。
世の中に、いろんな健康法は、山積みである。
科学的根拠の乏しいものも含めたら、物凄い量。
何を信じて、何を実行するか。
著者は、自らの身体を実験台にしながら、一つ一つ試していく。面白い。実に、ユニーク。
ただし、健康法に拘り、やることを増やしたら、人は不健康になりそうな気がします。
私は、座らないでデスクワークをするのは難しそうだと思う。でも、食べるもの、身体の使い方など、事細かな習慣を良いものに変えることはできるはず。
Posted by ブクログ
体にい事を試しまくることを本にする、という動機があっての本なのだけど、それでもいい。ストーリーとしても先が気になるし、テクニックとその評価としても興味深い。バカバカしさをエッセンスに入れながら、健康であれ、と自分に鞭打つ。
何かに特化した健康本よりも、世の中を健康にしてくれると思うなあ、これは。
Posted by ブクログ
もともと普通の人よりは健康に関心があったジャーナリストが、巷の健康術を片っ端から試す二年間の記録。へんな方法も多く、ばかばかしくて笑える部分もある。
二年経過後の脂質の数値はとても良くて、ちょっとやってみたい、と思わせる。
砂糖を減らして、日常的に体を動かす、ならやれそう。
Posted by ブクログ
アメリカ在住のジャーナリストが、ありとあらゆる健康法に挑戦した記録。次々と出てくる珍健康法に、アメリカって極端だなと笑って読んでいたが、よく考えたら日本も似たようなもんだな。
この作者は、やる前からどう考えても怪しいような健康法も、ひとまずまじめにやってみて、できるだけ公平に評価しようとしていて、好感が持てる。
トレッドミルデスクには笑ったが、読み終わってみると結構良さそうに思えるからすごい。
Posted by ブクログ
あまりのバカバカしさに(とはいえ、真面目に信じられ実行されている健康法ばかりだけど)厚さを感じないで、笑って読み進んでしまう。
ルームランナーの上で歩きながら本書を書く筆者の写真は秀逸!
Posted by ブクログ
著者が健康に良いとされる事を実践してみたという本。
健康情報の本としてよりも、娯楽作品として読む本だと思う。まあ、一つ二つくらいだったら試してみるのもよいのかもしれない。
Posted by ブクログ
体にいいとされているあらゆることを実践する体験ルポ。
これだけなら、試してがってん系の良くあるネタなんだけど、著者の微妙な拘り具合が絶妙な味付けになっていて、なかなか面白く読める。
「適度な運動+適切な食事」×継続
個人的にはこれが一番の健康法と考えているのだけど、この著者も種々実践している中で運動習慣と適切な栄養摂取には色々取り組んでいる。
特にトライアスロンに挑戦するくだりと、トレッドミルデスク(この本歩きながら原稿をタイプしているのだ)に対するこだわりは読みどころだと思う。
俺もやってみようかとかなり真剣に検討してしまった。
ちょっと相容れない部分もあったり(ノイズキャンセルヘッドフォンをつけて日常生活を送るとか)するが、そこは著者も書いている通り合わないものは採用しなけりゃいいわけで、良さそうなとこは取り入れてみようかと思っている。
参考書のように読むのもいいけど、長生きしているおじいさん、エキセントリックな叔母さんとの交流部分が、この本の味わいを醸し出していると思うので、できたら最初は通しで読んだほうがオモロいだろうな