作品一覧

  • 聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記
    4.4
    1巻2,860円 (税込)
    現代のニューヨークで「聖書の教え」を“文字通り”実践してみたら…… 突飛な試みを1年間実践してみた非宗教的ユダヤ人の爆笑(?)体験日記。 聖書の本当の意味を捜し求めるため、 可能なかぎり聖書の言葉どおりに1年間暮らしてみた「不可知論者」の日記。 モーセの十戒のような有名な戒律だけでなく、 「罪人には石を投げよ」「生理中の女性に触れてはならない」「月の初めには角笛を吹きなさい」 といった教えをなんとか実行していく著者の1年間がおかしくも真摯に綴られる。
  • 健康男 体にいいこと、全部試しました!
    3.7
    雑誌『エスクァイア』の編集者である著者は、家族とバカンスのため海外旅行中、突然肺炎を発症し、現地の病院に緊急入院。ベッドの上で「世界で一番ヘルシーになる」と決意する。帰国後、早速リサーチ活動を行い、ピックアップした最新の健康法(いずれも科学的なエビデンスがあるもの)のリストは53ページに及んだ。実体験派ジャーナリストが挑んだ2年にわたる超健康プロジェクトの結末はいかに…。 100以上の最新健康法の勘所や、健康情報の洪水に惑わされないための科学的な知識や鑑別眼を、ユーモアあふれる文章を通じて楽しく身につけることができます。健康診断で「要再検査」が心配な中年男女の方、必読の1冊!

    試し読み

    フォロー
  • 聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母上が以前読んでいて面白いわよ~と言っていたのを思い出して読んだ(母上は原書だったけど)。「未成年」の次にこれかよ、というのはあるけれど。
    アメリカンなノリのネタ本かと思いきや、かなり勉強して真面目に真剣に聖書と向き合っているので非常に勉強にもなったし楽しめた。ベストセラー作家の牧師が自分の言葉を商標登録するのにむかついて「イエスやモーセがそんなことしただろうか。『もう一方のほおをも向けなさい』®とか、『わたしの民を去らせよ』™とか」と言うのは笑った。
    月日が過ぎるにつれて精神的にも影響を受けているのがはっきりしてきてますます引き込まれる。引用されている書籍も面白そうなのが多くて、読みたい本が

    0
    2019年12月07日
  • 聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

    Posted by ブクログ

    十戒に従う
    産んで増え
    隣人を愛す
    収入の十分の一の捧げ物をする
    嘘をつかない
    悪口・噂話をしない
    混紡の服を着ない
    姦淫の罪を犯したものを石打ちにする
    毎月初めに角笛を吹く
    生理中の女性に触れてはいけない
    植えてから5年経っていない木の実は食べてはいけない

    などなど

    現代NYで、聖書の教えに忠実に暮らそうと思ったらどんなことになるか…。
    “ユダヤ人とは名ばかりの”“信仰心のかけらもない”著者が、それを実行した1年間の記録である。

    私自身は、カトリックのミサに通って、神の存在を実感できるようになったか?というと、NO。
    逆に、キリスト教に否定的な印象を持つようになってしまった。それでも、

    0
    2019年01月21日
  • 聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

    Posted by ブクログ

    作者が不可知論者であるということが大切。そして、次回作でもあるように彼のプライベートがかなり、プロジェクトに入り込んでくるところが、また感慨深い。
    読む価値ありと思ったのは、同性愛に関するキリスト教の考えの講釈。
    男尊女卑や敗戦者に対する扱いという現代と相容れない価値観がベースになっているため。
    カフェテリア宗教でもかまわない。聖書を字義解釈するって想像以上に大変です。

    0
    2016年05月25日
  • 聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

    Posted by ブクログ

    [爾、この試み笑うべからず]仕事好きで潔癖性、さらには信仰心のかけらも持たない著者が、聖書に書かれた記述に即してニューヨークで生活をしたらどうなるか......そんなとんでもない不謹慎(?)な挑戦の経過とその結果 について 記録した作品です。著者は、『驚異の百科事典男』など、実験型ジャーナリズムとも呼べる作品を世に送り出しているA.J.ジェイコブス。訳者は、本書で聖書について知らなかったことが非常に多かったと振り返る阪田由美子。原題は、『The Year of Living Biblically -One Man's Humble Quest to Follow the Bible

    0
    2015年05月11日
  • 聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

    Posted by ブクログ

    ニューヨークに住んでいる筆者が、1年の間、聖書に書いてあることをほとんど文字どおりに忠実に実践していくノンフィクション。
    この筆者は、一応ユダヤ人だが、不可知論者(神がいるかどうかはわかりようがないと思っている人)で、いわゆる敬虔な人々を見るとちょっと引いてしまう、という感性の持ち主で、日本人には感情移入しやすいと思う。
    簡単に聖書の教えを守る、といっても並大抵ではない。有名な「汝の隣人を愛せ」のようなものもあれば、「十弦の琴を奏でてほめ歌をうたえ」「二種の糸で織った衣服を身に着けてはならない」など、なんで?と聞きたくなるような教えも、筆者は忠実に守ろうとする。
    ところで、アメリカではこのよう

    0
    2013年05月24日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!