【感想・ネタバレ】ビン～孫子異伝～ 16のレビュー

星野浩字

最初にして最後の勝機! 残された段台で狄戎軍の猛攻に耐える斉国軍。その段台第二階層に一人侵入した単于は、嵐の如き暴威で守備兵を蹂躙する!! 敵総大将の打倒が叶えば狄戎軍は瓦解し、民たちは救われる!! たった一つの勝機に突攻をかけた田忌渾身の槍撃は単于に届くのか!?

[ブクログ · ★★★★☆]

防衛戦の後半ですね。
色々とめぐらした策も全てには通用せず、徐々に押し切られて前巻からは大ダメージを負いました。
それでも、諦めずに闘うクーフェンツと田忌将軍。そして、この巻では目の前にゼンウが現れたところから始まり、将軍の渾身の一撃を狙うも、あっさりと防がれ、クーフェンツの策もあと一歩というところで防がれてしまいます。
なんていうか、感覚で生きてるんでしょうか笑

そして、士気も落ち始めた頃に、孫ビンの一言、それで立ち上がる兵士、なんとか持ちこたえていたところに、最大の策である援軍の登場！
って、これは運じゃね？
なにはともあれ、ちょっとは持ちましたが、援軍みて嬉しそうな顔をしたゼンウを見たら、まだ終わりそうな気はしませんね。
ここで、一旦退却するのか、まだ前進するのかはわかりませんが、それは次巻のお楽しみということで。

[ブクログ · ★★★☆☆]

この巻の内容は、戦術マンガでも戦略マンガでもなく、バトルマンガといったほうが近い。
ストーリー展開上必要なのかもしれないけど、ちょっと冗長かな…