【感想・ネタバレ】葬儀屋リドル3巻のレビュー

赤井ヒガサ

【人を狂わせる歪んだ願い。】
数々の惨劇、命を弄ぶ“遊び”…。その首謀者は、元葬儀屋だった。かつては魂の秩序を守る立場であった者が何故――…？ 罪深き闇が広がる第三巻登場。
(C)2010 Higasa Akai

[ブクログ · ★★★☆☆]

学園に潜入してのイヴとの戦いが決着。敵組織の目的なども明らかになり話の面白さは盛り上がりつつある。ミスリードなども合わせて展開もなかなか興味深いものだった。
リドルと隼の関係性で戦闘での不安な感じや秘密を抱えられていることの寂しさみたいなものを巧く利用してBLチックに仕立て上げているのは面白い点だが、敵組織が明らかになった現状にもう少し合わせて欲しい感じもする。
味方の別の葬儀屋ペアが最後に大量に登場したが、これならもう少し早めに登場させて楽しいやり取りを見せて欲しかったとも思う。
それにしても表紙の隼の太ももは女性的過ぎる。