【感想・ネタバレ】スーペリア・スパイダーマン:トラブル・マインドのレビュー

あらすじ

『スーペリア・スパイダーマン:ワースト・エネミー』に続くシリーズ第2弾!


病に冒されたドクター・オクトパスことオットー・オクタビアスは、スパイダーマンの肉体を奪う事で一命を取り留めた。
ピーター・パーカーの記憶をも手に入れた彼は、スパイダーマンの使命の重さを痛感し、その名を継ごうと決意する。一方、肉体の支配権を奪われたピーター・パーカーは、意識のみの存在となっていた。
ピーターは全てを取り戻すべく手を尽くすが、その間にもスーペリア・スパイダーマン(より優れたスパイダーマン)を自認するオクタビアスは、彼なりの正義を貫き、新たな火種を振りまいていく。
スパイダーマンという器を巡る二人の男の争いは、やがて大きな選択に辿り着くのだが……。

【収録】Superior Spider -Man 6-10(2013)

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Posted by ブクログ

ドク・オックがピーター・パーカーの肉体を手にしてヒーロー活動を行う衝撃作の第2巻。

前巻の最後にドク・オックの精神を持つ現在のスパイダーマンの問題点を描いていたので、そのままピーターが肉体を取り戻す話になるのかと思いきや、むしろピーターの問題点をはっきりと示すという構成には度肝を抜かれた。どのような展開かはぜひ実際に読んでもらいたい。

それでいて、もちろんドク・オックの行動も過激になったり、効率を求めていったりと不安定さをしっかりと描写していく。バランス感覚が取れた素晴らしい構成だと思う。他作品の解説書で大体の結末はわかっているが、それでも最後まで読みたいと思わせる作品なので、ぜひ完結まで邦訳してもらいたい。

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2017年08月07日

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