【感想・ネタバレ】アベンジャーズ:エンドレス・ウォータイムのレビュー

あらすじ

マーベル・オリジナル・グラフィック・ノベル
キャプテン・アメリカとソーを襲う過去の亡霊とは!?

世界最強のヒーローチームの名をほしいままにするアベンジャーズ。
その中核メンバーたるキャプテン・アメリカとソーに試練の時が迫る。
それは、遠い過去から蘇った忌まわしき亡霊との対決だった。

時は1944年、キャプテン・アメリカはナチの新兵器を追い、ソーは地の竜を追っていた。
この二つの戦いを結ぶものとは何か?そして、そこから生まれた新たなる怪物とは?

マーベルコミックスが満を持して贈る新生グラフィック・ノベル、ここに邦訳!

序文:クラーク・グレッグ(ドラマ『エージェント・オブ・シールド』コールソン役)

【収録】AVENGERS: ENDLESS WARTIME

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Posted by ブクログ

キャプテン・アメリカとソーが過去の戦いで残してしまったものが世界に与えた影響を、アベンジャーズとして対処していく、といった話なのだが、そんなシンプルな構造を中心に過去の遺恨や現在の世界の複雑さなど、非常に深く描けている秀作である。
他の作品に比べてそれぞれの抱く感情が不安定すぎるので、少々違和感を覚えるものの、その描写の濃さは特筆すべきものだ。それぞれの経緯を踏まえ、世界に、他者に、また自身の位置づけに対して思うことを細かく描けている。
一方でアクションシーンの描かれ方も目立つので、密度の濃い作品が読みたい人にはぜひおすすめしたい一冊である。

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2016年12月26日

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