あらすじ
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元BCG日本代表・内田和成教授を講師に迎え、ビジネスで使えるノウハウを学ぶ実践講座。ベールに包まれたその貴重な内容を初の書籍化!
目次
Day1 本質的な課題を見つける―現象を疑え! 本当の課題の見つけ方
Day2 論点整理と課題解決の道筋を描く―構造化せよ! 論点整理と課題解決の道筋
Day3 提案書・企画書にまとめる―刺さるプレゼン! 提案書・企画書の効果的な作り方
Day4 実践のファーストチャレンジ―本番の舞台へ
Day5 グループワークの教科書―個人実践からグループ実践へ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
現象と解決すべき課題は違う。
そして、この「解決すべき課題」のことを、「論点」または「イシュー」と言います。
解決策を考えるのは、課題が明確になってから。
論点(イシュー)が明確になれば、打ち手は自ずと見えてくる。なぜ「現象」と「論点」を分けることが大事かというと、「論点」によって「打ち手」が変わってくるから。
誰をターゲットにするかで、「打ち手」が変わってくる。
提案書ほ基本設計は、「誰に」「どうなって欲しいのか」を明確にすること。相手の行動や意思決定を促す目的を明確にすることで、資料全体の焦点が定まる。
最初は間違いなく「自分のために」参加するのが理由。けれども、4ヶ月こ学びを経て、ベクトルは少しずつ「誰かのため」へと向きを変えていく。
Posted by ブクログ
管理職として、日々の判断やチーム運営に悩んでいる人におすすめしたい一冊です。
役割期待や周囲の視線、成果を出さなければというプレッシャーの中で、「そもそも何が課題なのか」「どこから手をつけるべきか」が見えなくなる瞬間が多々あります。
この本では、内田和成先生と塾生とのやりとりに、思考の行き詰まりや問い直しのプロセスがそのまま描かれています。
誰かの完璧な答えを見るのではなく、試行錯誤の過程を追体験できるので、管理職として部下にどう問いかけ、どう伴走するかのヒントが得られます。
特に、「課題の本質をつかむ → 構造化する → 形にする → 伝える」という流れの整理は、忙しい現場で思考が散らかりやすい管理職にとって、背中を支えてくれる型になると思います。
感情論ではなく、実務で使える思考の武器。
「管理職やレベルアップは私には無理」と思い込んでいる人にも次の一歩のきっかけになる、そんな実践書だと感じています。