あらすじ
お金は貯めずに使い切れ――
人生の価値を“最大化”する究極のルール
本書では堀江貴文さんの生き方を象徴している、
「あり金は全部使え」という考え方をまとめています。
「貯金があれば人生は安心」という思い込みを
一変させてくれる「お金の本質」が詰まった一冊です。
【本書のトピック】
Phase1 マインドセット 安定志向はゴミ箱に捨てろ!
Phase2 投資思考 貯金に逃げるな
Phase3 未来予測 仮説を立てすぐに動け
Phase4 行動革命 欲望のままに遊び倒せ
Phase5 時間革命 金で買える時間はすべて買え
Phase6 習慣革命 チンケな節約をやめろ
Phase7 信用構築 財産を信用に変えろ
Phase8 終わりなき拡大 ゴールを設定するな
古い時代からの幻想を、少しでも
解いてもらうために、僕は本書をまとめた。
声を大にして言いたい。
あり金は、全部使え!
それが、人としての信用を裏づけ、
お金の本質を学ぶための最善策だ。
僕はあり金をはたいて、
みんな一斉に貧しくなろう!
と呼びかけているわけではない。
ただ、お金を思いどおりに使い損なって
後悔を抱えるような人生を、
社会からシンプルに減らしたいだけなのだ。
お金で得られる体験や、好きな遊びは、
ひととおり済ませた!
そう言いきって老いる方が、
貯金通帳の残額が気になって
しょうがない人生よりも有意義だと、
僕は信じている。
――堀江貴文
※本書は、2019年6月に小社より刊行され、
10万部突破のベストセラーとなった単行本に、
新章(2章「投資思考」3章「未来予測」)を
加え、新書化したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この本を通して一番刺さったのは、
お金は貯めるものではなく、価値を増やすために使うものだという考え方でした。
お金とは信用の数値化であり、
誠実な仕事や行動を積み重ねた人のもとに自然と集まってくる。
だからこそ、ただ貯めて安心するのではなく、
将来リターンが見込めるところに投資すべきだという主張には納得感があります。
特に印象に残ったのが、
「1の価値を100にしろ」という投資型思考。
1万円を守るのではなく、
この1万円をどう使えば10倍、100倍にできるかを考える。
お金の役割を最大化する視点は、
貯金が正義だと思い込んでいた考えを揺さぶられました。
また、通勤や環境が稼ぎに与える影響の話もリアルでした。
長時間通勤は、それだけで年収を下げているのと同じ。
満員電車のストレスが戦場レベルだという例えは極端ですが、
時間とエネルギーの消耗を軽く見てはいけないと感じます。
本書で一番強烈だったのは、
「バランスを崩せ」というメッセージ。
人生を変えたいなら、
平均的な行動ではなく、アンバランスな行動と投資が必要。
ハマったことに時間とお金を惜しみなく投下するからこそ、
100万人に1人の存在になれるという考え方は、多動力とも通じるものがありました。
全体を通して、
お金・時間・行動を守りに使うか、攻めに使うかで、
人生の伸び方は大きく変わる。
そんな現実的で厳しいけれど、背中を押してくれる一冊だと感じました。
Posted by ブクログ
ホリエモンが、持論を述べたもの。ホリエモンは平素から、気に入ったことや良いアイデアが浮かんだ時には、すぐに行動に移す重要性を述べているが、その活動量を上げるためにお金は惜しむことなくつぎ込むことを薦めている。お金は貯めるものではなく、自分に投資することに使うべきであることには同意。過激な発言が多く、意見の食い違う点もあるが、参考になることが多く勉強になった。
「貯めているだけではいけない。お金は本来、使うことが目的の道具だ。お金を貯めて、何をしたいのか。もしものときのため? もしものときに役立つのは、お金で培える知恵や、豊かな経験だ。あり金は、全部使え! それが、人としての信用を裏付け、お金の本質を学ぶための最善策だ」p8
「教育の刷り込みによる「貯金信仰」に縛られ、人生の飛躍のチャンスや、幸せになれるマインドを失ってしまう若者は、後を絶たない。お金では絶対に代替できない、時間という最大の資源をすり減らしている。気づいた時には、人生帳簿において貯金の数十倍もの、機会損失を計上しているだろう。やりたいことをやるべきタイミングに投資しなかった失敗は、一生の後悔になる。後にどれだけ必死になろうと、いくらお金を注ごうと、決して取り返せないのだ」p10
「貯金にとらわれ、お金の活力を死なせてはならない」p29
「誰よりも早く手を挙げ、何がなんでもやりたいことをやってやる、というリスクを取る人が、これからは求められる。時代は急速に、AIやロボットが人間の仕事を代替するようになっている。そんななかで、やりたいことに最初に手を挙げ、ストレートに飛び込める厚かましさは、多くの技術や知識を持っているのと同等か、あるいはそれ以上の価値を持つようになるだろう」p32
「日本社会では「資本を運用してお金を儲けるのは、けしからん」「額に汗して働くのが正しい稼ぎ方で、資本所得はギャンブルと同じだ」というような風潮が、古い時代からはびこっている。竹中平蔵さんも、資本所得の話になると途端に大反対する人が現れると、困っていた」p54
「資本所得はズルい、という考え方がある。「額に汗して働く行為そのものが尊い」または「労働とは辛く苦しいもので、お金はその対価でなくてはいけない」という、勤労の道徳みたいなものが、日本社会では大切にされている」p54
「インデックス・ファンド以外に余計な運用商品やサービスを検討する必要はなく、初心者には「時間の無駄になるだけ」と、山崎元さんは断じている」p80
「豊富な知見に裏付けされた情報を、きちんと採り入れていれば、確実に投資のリテラシーは上がっていく。正しい情報ソースも広がっていくし、信頼のおける人脈も、少しずつ広がっていくはずだ」p90
「お金を、動かし続けよう。投資に、挑戦に、やりたいことに。それが、生きている者の証明だ」p92
「精度の高い情報を集め、考え続けろ。仮説を立て、すぐに動け」p98
「一定の自由度で、趣味や娯楽に使える消費者の約半数が、65歳以上の世帯だという。仕事への意欲を維持していて、健康意識が高く、元気に動いている65〜75歳のシニアを、一般的にアクティブシニアと呼んでいる」p134
「平均寿命が80歳後半の日本において、65歳で定年となるのは、いくらなんでも早すぎるのだ。周りを見渡しても65歳の人が、いかに元気なことか」p135
「株主ではなく、経営者に権力が集中してしまうシステムが固定化された。昭和からはびこってきた、日本の資本主義の黒歴史と言っていいだろう」p142
「お金よりはるかに貴重なもの、それは時間だ。時間こそが価値を、成功を、幸福を生む」p174
「僕の見た感じで、田舎愛の強い人ほど「東京は暮らしづらい」「東京に幸せはない」と言っているような気がする」p190
「最も大切な資源は、時間だ。その次に大事なのは、やはり人だ」p192
「創業から会社が有名になるまで、優秀な人材を獲得する工程が最もたいへんだった」p195
「美食の場には、経済的な成功者が集まっている。彼らと新鮮で刺激的な会話も、ご馳走だ」p207
「あなたが使ったお金は、必ずあなたに返ってくる。「信用」という名のブランドに形を変えて(財産を信用に変えろ)」p234
「頑張っているプロセスは、なぜか世間では評価される。「結果より努力が大事」教の、悪い部分だ」p239
「仲間は、意識的につくるものではない。自由に、好きなように動いていると、同じような動きをしている人と同期して、勝手につながるものだ」p240
「自分で工夫や努力をしなかったり、出すべき成果を出せていなかったりするヤツの支援頼みは、無視する。昔の馴染みの人でも同じだ。羽振りのいいときは調子良くて、景気が悪いと途端にすがってくるようなヤツは、大嫌いだ。できないと決めつけて、何の工夫もしないヤツも嫌いだ。能力が低くても構わない。その能力で最大限できること、最低限の利益を自分と周囲に還元できる工夫をしている人を、僕は評価し、支援したい」p242
「欲しいものを我慢してはいけない。特に最新のガジェットなどは、欲しいと思ったら、すぐ買うべきだ」p246
「いまの時代、アイデア自体に価値はない。価値はゼロ。誰も思いついたことのない、斬新で革新的なアイデアなど、もう存在しない
。アイデアが価値を持つのは唯一、それが実行されたときのみだ」p256
Posted by ブクログ
ホリエモンの言うお金の使い道は、消費でなく生産。その意味でのあり金は全部使え。
ただ、それがただの消費であったとしても、せっかく生きてしたくもない労働をしているのだから、欲しいものはすぐに買った方がいいと思ったし、行きたい場所にはすぐにでも行った方がいいと思う。
人生は1度しかない。今日が1番若い。