あらすじ
著者は太宰治の「家族の幸福は諸悪のもと」という言葉に感銘を受け、こだわってきた。脆くて、しかし大切な“人生最大のドラマ”である家族とどう向き合い、いかに維持していけばよいのか。子育ての勘どころとは? 夫婦のあり方とは? 老いとは何か? 晩年の著者が、自らの体験をふまえつつ、混迷を深め複雑化する現代家族の問題に挑む!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
問題のない家庭はないということや、親子関係、夫婦関係への著者ならではの考察に感心するとともに励まされました。子供への眼差しや、凶悪事件のニュースへの洞察などは視野が広がります。老いに対する考察も、科学ではうまく説明できないニュアンスを見事に描写していると思います。