【感想・ネタバレ】「ならずもの国家」異論のレビュー

あらすじ

イラク戦争とは何だったのか、その占領に追従する自衛隊派兵は、日本に何をもたらすのか。さらに北朝鮮による拉致問題、長引く不況……混沌の本質を思想界の巨人が喝破! 日本人と世界の行方が一読で鮮明にわかる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ならずもの国家」と、きつい物言いのタイトルだけど、返す刀で日本をも斬る。
アメリカの言いなりの日本。
国が決めたことには無条件で従う国民性。
根っこは同じだ。

”国家なんて自国の国益を優先的にかんがえるものです。したがってアメリカが自国の国益に反してまで日本を守るはずがない。”
同盟を結んでいるからと言って、全て言いなりになるのではなく、自国の意見をきちんと表明するべきと言う。
当然だよね。それが独立国家というものだ。

日本の景気対策に必要なのは、大企業優遇ではなく、日本の経済を下支えしている中小企業が生き残れるような政策を立てるべき。
中小企業に勤めている人の家族が、安心して消費にお金を使えるようになった時に、景気は上向くと思うんだよね。

〝国家は宗教の最終形態です。大昔からある宗教をつぶそうなんてことは原理的に無理なのです。”

そうか。
国家って宗教と、そして土地だね。

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2016年11月05日

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