【感想・ネタバレ】私のおウチはＨＯＮ屋さん5巻のレビュー

横山知生

【経験する小学生。】
いつもと変わらない生活を、恥ずかしながらも健気に送る中沢みゆ(小５)。しかしそんな日常を壊すべく、みゆの前に今まで経験したことがない現実が立ちふさがる。唯一の武器エロ本知識を手に、みゆの孤独な戦いが今始まる!! お母さん登場で激しく物語が揺れ動く、本屋さんコメディー第５巻!!
(C)2011-2012 Tomoo Yokoyama

[ブクログ · ★★★★☆]

エロ本とそれを愛する人に真摯でひたむきで優しい、そんなエロ本屋を舞台にしたじゃりン子チエ的日常コメディ第5巻。

今巻で印象的なカットは『エロ本怪盗エロス』の変装を「あなた…誰？」って見破る冷たい疑念にあふれた表情たまらん！たまらん！あんな瞳で見下げてもらいたい！
絵が上手って感じではないんだけど、本当みゆちゃんは可愛い。
エロスなどではない純粋な愛らしさ！それと同時にプロフェッショナルな仕事人に対する尊敬。その刹那、まさに父性！

しかし、打ち捨てられていたビニ本自販機と天才発明家の魂の呼応で、1本ちょっといい話が作れるこの作品の懐の広さパネェ。
こんな作品を出してこれるスクエニの出版部門パネェ。

仕事で心がすり減った時、心を見失った時、あなたの側に、みゆちゃんを。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ちょっとちょっとお母さんなに気になる一言残してくれてんの（笑）。
まさか非日常が始まる……？そんな馬鹿な……。どういうことだってばよ……。