あらすじ
アベノミクスで日本は変わる。日本には潜在的な生産能力がある。つまり実質GDPをあげる潜在能力があるのだ。その潜在的な実質生産能力は物価を安定させることによって発揮される。それが、アベノミクスが放つ第一の矢「大胆な金融政策」の役割である。これまでデフレに苦しめられてきた日本。その責任の多くは、著者が「デフレの番人」とよんでいる日本銀行にある。なぜこれまでの日銀はデフレを守り通してきたのか。いま、世界中で金融緩和競争が繰り広げられている。それに乗り遅れてはいけない。まずはデフレからの脱却。それだけでGDPがあがり、税収も増え、財政も好転する。日銀が変われば日本は変わるのだ。
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Posted by ブクログ
序論:アベノミクスとは:「大胆な金融緩和」「機動的な財政出動」「民間投資の成長戦略」の3本の矢である。日本のデフレギャップを金融緩和で埋める。
①金融緩和競争:リーマンショックに対してアメリカ・EUは金融緩和によって乗り越えた。アメリカは国債+MBSもFRBが買い込んだ。FRBはLSAPs(大量の資産購入政策)により長期金利の低減=デフレリスク軽減。デメリット:資本市場の機能不全→量的緩和を終わらせられない→バランスシートの負債→
②アベノミクスの金融緩和:デフレ要因→不良債権・IT革命・生産労働人口・中国・雇用形態→これらが原因とは断定できない。お金の流動性不足。予想インフレ率→円安→貯蓄~投資へ→株価up→設備投資→賃金上昇→消費増。日本財政がデフォルトは起こす可能性が低い。
③名目成長率をあげよ:ドーマー条件=名目成長率>国債金利にすること。名目成長率→4%の成長率が必要=2%のインフレ+2%の実質成長。それにより税収を上げる。14年は経済縮小で需要の減少で危機的状況になるかも・・・
④減速する世界経済:ユーロ危機・ESM・
⑤
Posted by ブクログ
リフレ派の著者が多くの図表を用いて、リフレ政策の正しさを証明している本であり、非常に初心者用にわかりやすくと書こうとしているのがわかる。
内容は、日銀だけが金融政策の誤りのために世界で日本だけがデフレ状態になっており、まずこのデフレ状態を脱することが大切であることを主張している。デフレを脱却するためのアベノミクスの第一の矢であり、そのうえで、第2.3の矢を放つべきだとしている。名目GDPが上がれば、増税する必要もなくなるとしている。4章では、世界の経済状況が減速し、今後ユーロは、リスクが高いことも指摘している。
グローバル化というのは本当によいことばかりではないことを考えさせられた。