【感想・ネタバレ】夢みる嘘つき人形のレビュー

あらすじ

錬金術を究め、生命の秘密の鍵をつかんだ天才・女科学者フィオナ。17歳の美少女の姿をした彼女は、初恋の人・ドミートリーを忘れられないでいた。しかし、今やドミートリーは敵国・ブーリァ公国の大公、そして、フィオナは学問を捨て、人目を忍んで生きる身…。そんなある日、フィオナはドミートリーからの恋文めいた手紙を受け取る。緊張の面持ちでドミートリーを訪れたフィオナは、初恋の人に再会した喜びを感じながらも…。ドミートリー、そして、若き日のドミートリーと瓜二つの姿をした息子・リトス、幽閉されるドミートリーの妻・ローゼリィとの複雑な関係の行方は…? 官能を科学する! 淫らで激しい錬金術ラブ!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初っからいきなりの性描写が相変わらずティアラ文庫のような感じで、コバルト文庫って感じがしませんが、私的には予想外の結果で終わりました。

天才科学者のフィオナは見た目が17歳。大学時代の同級生で初恋の人、ドミートリーは現在は30台後半~40台かな。ドミートリーには幽閉している妻がいるし、大きな子供はいるしで、最初っから不倫です。

しかもドミートリーだけじゃなく、ドミートリーの妻ローゼリィや息子のリトスとも絡みまくって、節操がないなぁって。

フィオナが若返っている理由が気になるところですが、賢者の石とか爆発でケガを負った娘を助けるためとか(実際はフィオナが娘の身体を乗っ取った状態ですけど)、ちょっと現実感がなかったです。

最後は、ドミートリーが本当に愛していたのは、妻のローゼリィだったってところで、ちょっと冷めちゃいました。あんだけしてたのに、それってあり?って感じです。

やっぱり、ティアラ文庫っぽいお話で終わりました。

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2011年09月13日

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