感情タグBEST3
Posted by ブクログ
(この本でのNO.2とは何か?)……単にヒエラルキーに基づいたランクやポジションの「二番目」のことではない。No.2とは、企業を変え、成長させる主役である。トップの掲げる企業理念や企業ビジョンを実現すべく動く人であり、そのために実質的に社員を動かす人のことである。①参謀機能、②世話役機能、トップの意思をダウンさせると同時に、ボトムの意思をアップさせる、トップダウンとボトムアップを交互に流通させるのがNo.2なのだ。
(No.2を育てるのはいわゆるリスクヘッジのためか?)……不祥事を起こした企業に共通する点は二つある。一つ目は、社内のチェック機能が働いていないことである。もうひとつの共通点は、経営者が悪しきワンマンでNo.2がいないことだ。
(世界のホンダはNo.2がつくった?)……技術イノベーションを起こしたのは本田宗一郎、ユーザーオリエンテッドで商品化、事業化し、世界のマーケットに売り込んだのは藤沢だった。技術に関する以外の社業を、すべてNo.2の藤沢武夫に任せた。
Posted by ブクログ
"著者は?2という言葉を使っているが、私は違和感を感じる。?2といいうよりは、パートナー、相棒だろう。
社長と同様に企業の運営に責任を持って携わる相棒がいる企業といない企業ではゴーイングコンサーンができたりできなかったりするということが、本書に語られている。ごもっともな点もあります。"
Posted by ブクログ
何かにつけて企業のトップは良くも悪くも注目される運命なんだろうが、この本は題名のとおり、そのNO2について書かれた本であり、これは会社の社長に限らず、小さな課におけるヒエラルキーにおいても同様に読みとることが出来ると考える。
サラリーマンとして、決して保身に走ることなく、出世をある程度犠牲にしても、物を申すことが出来る重要性を説かれるも、現実はなかなか難しい。
閉塞感漂う環境下に新たな目線で考えさせられた。
お勧めの一冊。
Posted by ブクログ
トップに対して正面から物申すNo.2シップを持つことで会社は発展する。
ひたすらトップの顔色を伺っているようではダメ。ダメなところをきちんと指摘することで結果的にトップを支える存在になれる。
私が普段から考えていることも書かれており、納得できるところが多かった。
Posted by ブクログ
NO2の役割は?
→高いモチベーションを持ち、やる気のある社員だけが会社を変える
会社を変えたい、もっと働きがいのある職場にしたいという思いをひとつにまとめ、改革を起こしていくのはトップではなくNO2である
さらにそこから、世のため人のためになる事業をどのように推進していくかという次元を突き詰めるまで持っていかなくてはNO2の存在価値はない