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Posted by ブクログ
そもそも動物と植物を同じ土俵で比べることはできないようだ。
というのも、動物の体はほぼ全て「生きている細胞」からできているが、植物にはいくつもの死んだ細胞ありきで生きている(例えば道管は水分を根から葉へ送るために、中空状態で硬化した「死んだ」細胞らしい)。
そうなるとそもそも生きてるって何だっけ?となる。また生死を仮定しようとすると「どこからどこまでが個体か」という問題にぶちあたる。
そのあたりを自問自答させることが著者の狙いのような気がする。
Posted by ブクログ
この書籍は動物と植物の寿命について書いてあるのですが、すごく解かりやすくて、面白かったです。
個体として見た植物や動物の寿命や細胞レベルでみた寿命や、また何故その寿命なのかと言った所まで踏み込んだ所が面白かったです。
また難しい文章や単語を使わずにここまで説明出来るのなら、理科の教科書ででももっと踏み込んだ内容まで教えて欲しかったと思いました。
それくらい読み易かったです。
特に私は、前半の細胞の説明や、育ち方の違いを読んでいる時にこの書籍に夢中になってしまい、最後まで一気に読んでしまいました。
Posted by ブクログ
最近ご無沙汰だったブルーバックス。動物と植物の寿命についての対比本がないかな、とずっと探していたのがドンピシャであったので、驚きとともにやられましたわ〜〜。安さと読みやすくて面白かったので迷いなく購入。やっぱ侮れないわ・・・
Posted by ブクログ
実際には、人間の感覚で「5000年生きている」のとはちょっと違うようだけど…。
ともかく、動物とはまったく異なる発想で生き続けている植物のお話。