あらすじ
「MANGA」が世界共通語として使われ、アメリカやヨーロッパでは、アニメのコスプレが日本文化として人気を集めているという。しかし、日本のアニメ、マンガは本当に産業として成り立っているのだろうか?
作品の、芸術としての評価と、ビジネスとしての評価は別物である。「クールジャパン」と胸をはる日本人だが、実は、世界で儲かるコンテンツを確立しえていないのだ。
作品がすばらしいのは、ディレクター(作家)の才能。作品が売れるのは、プロデューサー(統括管理者)の才能だといえる。日本はディレクター大国であり、アメリカはプロデューサー大国なのである。
アニメ、マンガ等のコンテンツ産業を、外貨を稼ぐ「本当の産業」とするための知財立国への道を探る。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「それは、アメリカでは、クリエーターやインベンターが偉いのではなく、ただ、パテントをしかるべく行使するという習慣があるからでしょう。」
外国版の仕組み。
それは事前に配信し、日本で放送されるまでに翻訳を行い、放送後外国語版を配信する。
アニメ、マンガの輸出は、大人がそれら文化を下に見ている限り成功しない。
Posted by ブクログ
日本のアニメ、マンガの海外、特にアメリカでの位置付け
知名度の割に収益性が最適化されていない
海賊版の問題…実利的な解決法をさぐるべき
コンテンツの「プロデューサー」として資金調達(クラウドファンディング)やマーケティングを指揮する人材が必要