あらすじ
職場で実力を出し切れないのには理由がある! 学校時代は問題がなくても、職場ではトラブル、失敗ばかり。自分では気づきにくい、誰もが少しずつ持っている発達障害的な要素を知り、自分の働くスタイルをつくるにはどうすればよいか。
社会性の障害である発達障害の人が抱える問題を、障害受容ではなく自分の特性として理解し、自分を生かす働き方が身につく本。豊富な事例で、つまづきと改善方法が分かる。自分では一生懸命にやっているのに、なぜか周りの評価が低い人に読んでほしい。得意を生かして自分を生かす働き方はきっと見つかる!
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Posted by ブクログ
ものすごく役に立つTIPSがたくさんあるのだけれど。ともかくどうにかして合わない職でもなくさないように何とかしのぐ、というレベルのカリカリした話とはずいぶん違う。ああ、こういう余裕があればどんなにありがたいだろう、と。
Posted by ブクログ
やっと読んだ。著者がえじそん高山さんなので本書に出てくる事例はADHD寄りのものが多いが、仕事をする上で押さえておくべきルールやマナー、働くとはどういうことか、組織での仕事の心得など、多くの方にとって参考になるのではと思う。文章もわかりやすく読みやすかった。
最近は成人向けの実用的な本(単なる手記とかでなく)も多く出ているので、本書を入り口としてより自分に合った情報やハウツーを知り、“私の取り扱い説明書“を自分に合わせてカスタマイズしていくのがよいかもしれない。社会、とくに仕事をすることについて課題を持つ成人当事者の入門編として適切な一冊だと思う。
Posted by ブクログ
AD HD向けの仕事術トラブル対策書。
第二第三の視点を持つことで自分を客観視できるようにする。
イライラしやすいことを自覚して一呼吸置いてみる。
自分に出来ないことが多く助けてもらう機会がある場合は人が嫌がる仕事を率先してやる。
この3つの考え方を仕事に取り入れていきたい。