あらすじ
天才の思考は超越か狂気か――
ジャンルを超越した知的エンターテインメント、待望の文庫化!
各界から驚きの声、続々!
「既存の文学賞がキャッチできなかった異形の小説」
――海猫沢めろん(作家)
「SF(サイエンス・フィクション)を通り越した型破りな青春スピリチュアル・ファンタジー」
――大森望(翻訳家・書評家)
「東京大学を舞台に論理と意識が交錯する世界をめぐる壮大な物語」
――野村泰紀(物理学者)
(あらすじ)
東京大学理科三類に通うノボルは、東大模試で異次元の点数を叩き出し、その後理三に合格した天才・間宮と出会う。彼は間宮と交流を深めていくうちに、天才の圧倒的な世界観に魅了され……。天才とは何か、この世界に隠された秘密とは? リアリティとフィクションが交錯しながら、旧約聖書について大胆な仮説が展開される圧倒的知的エンターテインメント。
※本作は、2025年1月28日(奥付記載:2025年2月11日)に小社より刊行した単行本『東大理三の悪魔』の第1部「東大理三の悪魔」を文庫化したものです。
【著者について】
幸村百理男(こうむら・もりお)
東京大学医学部医学科卒業。二本松眼科病院、虎の門病院などを経て、沖縄県・宮古島にて離島医療に従事している。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
◼︎総括
・理系科目の知的好奇心を刺激することに主眼を置いた一冊。
・物語よりも、思考そのものを楽しませる構造。ドラマ性を期待すると評価が分かれる。
◼︎良かった点
1. 知的好奇心を刺激する
・数学・物理といった理系分野の題材が、物語全体を通して思考を促す形で配置されている。
・単なる知識の披露に終わらず、「知りたい」という感覚に接続される。
2. 必要知識と文章の深みのバランスが良い
・前提知識を持つ読者ほど、細部の意図まで含めて味わえる作りだが、深い専門知識は不要。
◼︎気になった点
1. 起承転結の起伏が弱い
・物語としての盛り上がりに欠け、感情を大きく動かされる場面が乏しい。
・ドラマチックな展開を求める方にとっては期待外れとなる可能性あり。
2. 中盤・終盤の宗教的挿話に違和感
・聖書に関する記述が本筋に対してやや冗長。
・唐突な印象を受ける読者も一定数いると思われる部分。
◼︎向いている読者
・理系的な題材を物語として味わいたい人。
・派手な展開よりも、思考の刺激を読書の主目的に置く人。
Posted by ブクログ
星5をつけるか迷った。
読む前は、東大理IIIに通う悪魔のような天才の話なのだと思っていた。
まぁある意味あってはいるのだが、哲学というか宗教、素粒子の話がごちゃ混ぜになり無理矢理話が進んだような感覚だった。
正直内容の複雑な部分は理解できなかったがストーリーは気になる。
文庫は原作を分割しているということで、あくまで本書は第一部である。続きは気になるし最後まで読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
確かに難しい見慣れない単語が沢山出て来て
でもなんとか読み終わった
富豪の「守るためなら惜しまないお金の使い方」にはやっぱり興味があったのでミステリアスなところは面白かった
でも感想となると世界が違い過ぎてスミマセン難しくて書けません
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入 引き込まれるし面白いような気もするし不思議なSF作品 自分の年代にかぶるし、仕事仲間のことが思い浮かぶし、なんか悩むな 続き読むかは保留
Posted by ブクログ
面白かったけど内容はあまり良くわかってませんw
凡人の私にはちょっと難しかった。
『論理は一次元的、理解は二次元的、実感は三次元的である』
この説明のところは納得。
A=B、かつB=C、のとき A=C
だが、逆はそうとは限らない。
C=Aとは必ずしもならない。と言うところ。
具体的に、A B Cを設定していけば納得できる。
これが論理を一次元(線)、理解は二次元(面)とした説明は面白かった。
聖書に宇宙創世記のことが書いてあるとは…
裏の世界が四次元まであって、表の世界の三次元と繋がっているという?
これはブラックホールとホワイトホールの関係とも通じるものがあるのか…
キャラクターとしては魅力的だったけど…
続編でまた2人は出逢うのかな?