【感想・ネタバレ】花の日本語のレビュー

あらすじ

三ミリほどの小さな莟を押しつぶすと、黄金色の実が出てくるので、吐金草。風を好む蘭だから風蘭。花を摘むと、雨が降るから雨降花。……可憐で美しい草花の名前は、まるで昔の人々からの言葉の贈り物。植物を愛でる日本人の想いが込められた草花の名とその歴史を、ベストセラー『美人の日本語』の著者がひもとく。四季折々の111種を収録。

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Posted by ブクログ

花の和名をやさしいイラスト付きで教えてくれる本です。
知っている花なら新しい一面を知ることができて楽しいですし、知らない花ならば読んだ後に今度は写真が見たくてネット検索してしまいます。
ゆるっとしたイラストだからこそ、どんな姿かが気になってしまうのがちょうどいいですね。素敵な教養をプレゼントしてもらった気持ちになります。

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2023年07月07日

Posted by ブクログ

植物にはそれぞれに古くから伝わる美しい日本語の
異名があるそうです。

お馴染みの草花も、異名の持つ響き、その意味合いを
知ることでまた趣が違ってくる気がします。
この本に書かれていることが全て頭に入っていたらなぁ。
散歩しているとき、何気なく目に入った植物たちを見たとき、
この本に書かれていることを思い出せたら、
草花がもっと親しみ深いものに感じられるに違いありません。

草花に向けられた山下景子さんの優しいまなざしが
どの文章からも垣間見える気がして、
安らかな気持ちになる本です。

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2022年02月02日

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