あらすじ
尖閣で軍事衝突が起きたらどう戦うべきか!?
核兵器を保有できないのであれば、情報戦で勝て!
平和ボケ日本は、一国平和主義から脱皮せよ!
いま日本の国には信長的な人の登場が強く望まれている。民主主義政治の弱いほうの側面がはっきりと出ているからだ。その選挙制度と議会政モタモタ主義が、東日本大震災復興の遅れや、北朝鮮のわが国をナメ切った核ミサイル実験や、習近平中国の、これみよがしの、軍事的海洋覇権主義をきわ立たせている。
しかし、私たちは、智慧と勇気で、この国の危機を乗り切ってみせる自信がある。
日本の小さな国の中にある、鎖国型一国平和主義の壁が、もうすぐ壊れると思う。
(大川隆法「あとがき」より)
感情タグBEST3
切れ味のある外交戦略
とても今の日本の政治からは想像もつかない、切れ味のある外交戦略の話だった。多少極端とも思ったが、とても勉強になった。
Posted by ブクログ
織田信長は「この世」に精通している。
「桶狭間の戦いのように、小さな軍勢で大きな軍勢を破る方法は例外的」「中国に対しては、少数民族の『信仰の自由』を支援するなどして内部分裂をはかれ」など、戦に慣れた信長らしい(ただし、若干過激)発言も見られる。「蒋介石が台湾に逃げてから抗日的になった中国は、時間を逆戻しするような方法を考えよ」ともいう。
戦国時代の天下は予定されていたのか、との質問には、「将棋のように、さしているうちにとったり取られたりする」と。死後地獄に落ちていたのかとの問いの明確な答えは得られていないが、フランス革命を支援していたなどの発言も聞かれた。
戦争の方法、宗教の保護と弾圧、規制緩和など、信長の業績は今日に(よくもわるくも)参考になるものがあるのかもしれない。