あらすじ
最高の悟りを得たブッダは、一切の生命への「慈しみ」を繰り返し説かれました。この本は、そんなブッダの教えの精髄と呼べるパーリ語の経典『慈経(Metta Sutta)』を、スマナサーラ長老が詳細な解説とともに紹介する画期的な仏教入門書。2500年語り継がれてきた教え、「全ての生命は幸福であって欲しい」という願いがこの経典に溢れています。収録されている『慈悲の瞑想』の言葉を唱えて、心穏やかな毎日を過ごしてください。
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Posted by ブクログ
箇条書き
ヨガ熱が再熱。ヨガ哲学を学びたく色々調べていたら辿り着いた。
他者の幸せを願う。利他的になる?
言い回しにクスッと笑えるようなところがあった。
仕事に関する内容で、私はできませんではなくやってみますのスタンスは素晴らしいということ、私の職場の場合損をしてるように感じる場面があるけどね。(この本の内容からしたら良くない思考だな)
全部もう一度、否、もう何度も読み返さないと…
表紙の優しい感じとは違いかなりズバズバ書かれていた。
4.0→手元において何度も読みたいと思ったから。
ただ、今の私にはまだ実践や、思考に落とし込むのは難しい点も多くこの評価。とても良い著書であったことには間違いない。
Posted by ブクログ
パーリー語の慈経を訳しながら説明されている本です。
短い言葉の中に込められている深い意味を考えながら
読むと、ほんの少し理解出来たような気がします。
実践出来るようになりたいものです。
Posted by ブクログ
たとえばこんな上司がいる。
世の中を自分中心にしか考えず、自分の都合で関係する業者の人たちを振り回す。自分のミスを業者の人の行為にケチをつけてすり替える。
もし、こんな人がいたならば、自分の幸福しか眼中にない人といえる。
でも、実はそんな生き方は、自分を不幸へと不幸へと誘う生き方で、幸せにはなれない。実際に見ていてもそう分かる。
ぼくが身近に接してきた仏教というのは大乗仏教で、この本の仏教はちょっと違う仏教の教え。でも、結局根本が同じなので、みんなが幸せになるように願い、行動すれば自分も結果として幸せになれるという教え。
内容は、ちょっと極論に感じられるので現実味がないと感じられる。でも、せっかく時間をかけて読んでいるんだから、そこから何を汲み取るか読者の課題意識が試されると思う。