あらすじ
8人もの男性を性行為ののちに殺した浅井美奈。その特異性はロープと手斧を使用した極めて残虐な殺害方法にも顕著だった。壮絶な逮捕劇の果てに身柄を拘束され、そして2020年、世間を震撼させた彼女の死刑が執行される。将来を嘱望される水泳選手だった浅井はなぜ凶行に至ったのか。過去の深淵を窺くほどに浮かび上がるのは、凄絶な怨嗟の叫びだった。話題作『号泣』の著者が描く、数奇な運命に翻弄された者の慟哭のサスペンス。
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Posted by ブクログ
物語を丁寧に積み上げ、読み応えのある小説だった。
冒頭の浅井美奈の死刑執行場面が衝撃的に描かれ、この物語への興味を一気に盛り上がっていく。
8人を殺害した美奈の犯行を追うように物語が進むだけでなく、16年後の美奈の娘の登場で物語はより深い展開を迎える。
装丁の場面も物語を端的に表していて、大変満足できる小説だった。