あらすじ
【『伝え方が9割 2』が約50ページ分読めるダイジェスト版付き!】
なぜ伝え方で結果が変わるのでしょう?
たとえば、好きな人がいるとします。
でもその人は、あなたのことに少しも興味がないとき、
何と言ってデートに誘いますか?
「デートしてください」
こう言ってみました。あなたのピュアな気持ちそのままですね。
これだと断られる確率が高いですよね。
ですが、コトバ次第で結果を変えることかができます。
「驚くほど旨いパスタの店が
あるのだけど、行かない?」
こう言ってみました。相手は行っていいかも、と思う確率がぐんと上がるコトバです。
どちらにしても、実は「デートしませんか?」という同じ内容なのです。
同じ内容なのに、伝え方で結果が変わってしまう。
これは驚くべきことと思うかもしれません。
ですが、あなたは今までの人生で、「伝え方で変わるのでは?」と、
うすうす気づいているのではないでしょうか。
伝え方にはシンプルな技術があります。
この本は、著者が膨大な時間とトライ&エラーで導き出した方法論を整理しました。
料理のレシピのように、誰でもコトバをつくれるよう体系化してあります。
誰でも自分の日常から、試行錯誤の上で伝え方の技術を身につけることもできますが、
それだと辿り着くまでに十数年かかってしまいます。効率がよくありません。
この本は、著者のように回り道をしなくても魅力的なコトバを最短でつくれるよう構成してあります。
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ、伝え方で結果が変わるのか?この本で学べば、あなたのコトバが一瞬で強くなり、人生が変わります。
FacebookやTwitterの利用が増えたためか、ここ数年で「伝え方」をテーマにした本がずいぶん増えました。なかでも今年よく目にしたのが、この本。
著者は数々の受賞歴を持つコピーライターですが、昔は伝えることが大の苦手だったそう。そんな彼が苦労の末、発見した「伝え方の技術」は読むだけでも面白く、すぐに使ってみたくなります。
一方、「伝えベタ」ゆえに仕事がうまくいかず、会社に行くのも憂鬱だった著者が自らの努力で“売れる”コピーライターとなった、その道筋にも感心させられました。全く自分に向いてないと思う仕事でも、その人の考え方と努力次第で、道は拓けるものなんですね~。
ちなみに、この本の印税の一部は、世界の子どもたちの識字率向上に使われるそうです。著者いわく「小さい頃にコトバを学んだかどうかで、人生がまるで変わる」から。素敵な試みだなぁ~と、購読してなんだか良いことをした気分になりました(これも著者の「伝え方の技術」かも…!?)。(書店員・パンダ)
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
◎読む目的
伝え方を学んで仕事をより良い方向に進めるため
→要件を通す
→社内、クライアント、パートナーと良い関係を築く
◎アクション
本の内容をチャットや伝える時に活かす
◎参考になるページ
23,37,49,56~88~111,196~
Posted by ブクログ
同じことを言うにしても、伝え方によって大きく変わるという内容でとてもためになった!
特に、赤裸々法は心を掴むテクニックなのでぜひ実生活で実践したい。
Posted by ブクログ
言葉は感性やセンスではなく、技術的に作ることができ、相手の心を動かすことができるという前提があるということが書かれています。
どんな資格よりも社会人にとっては必須のスキルであり、伝え方一つで相手に対する印象を決め、自分自身の「目に見えない生涯最強の資格」になるものだと感じました。
また、誰かが教えてくれるものでもないため、鍛錬・習慣化していくことで「他者を圧倒できる」「唯一無二のスキル」になりえるものと感じました。
・教科書で教わる言葉が正しいとは限らない。人の気持が強く伝わる言葉こそ、日々の会話、相手に「イエス」といってもらうために必要な言葉である。
・印象に残る言葉=特定の固有名詞を示す言葉が重要。
★伝え方にはSTEPがある。
① 思ったままのことを言葉として話さない
② 相手の頭の中を想像する
③ 相手のメリットと一致するお願いをする
・「No」→「Yes」にするためには相手の頭な野中を想像し、以下を刺激する伝え方が有効。
① 相手の好きなこと(メリットの一致)
② 相手の嫌がること(回避)
③ 選択の自由(好きな方を選べるお得)
④ 認められたい欲(自己承認欲求)
⑤ あなた限定(自分だけの特別感)
⑥ チームワーク化(一緒にやろう)
⑦ 感謝(いつもありがとう!〜)
・情報量が膨大な現代においては、個性のない言葉は相手の心に残らない。インパクトのある「強い言葉」伝え方がビジネスパーソンには必要。それが、自分の印象を決める。
・「強い言葉」は言い回し一つで作ることができる。
① サプライズ法(!、信じられない、そうだ、あっ!)
② ギャップ法(全てが敵でも、私はあなたの味方です。)
③ 赤裸々法(何も考えられないくらい楽しかった!)
④ リピート法(すごいすごい!寒い寒い…)
⑤ クライマックス法(ここだけは抑えておいて欲しい、ここだけの話ですが…)
そして、上記の伝え方は言葉は違っても、伝わり方は同じように、強く伝えることができる。
★メールなどの文章でも、上記の伝え方は有効。文章はどうしても冷ややかに感じてしまうことが多いため、意識的に感情30%増しくらいの感情表現をすることで、相手に印象を残すことができる。
Posted by ブクログ
伝え方が9割
評価が難しい本です。以下のようにすんなりまとまってしまいます。
・「No」を「Yes」に変える3つのステップ
1. 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
2. 相手の頭の中を想像する
相手の好きなこと 「驚くほど美味しいパスタどう?」
嫌いなことの回避 「芝生に入ると農薬の匂いがつきます」
選択の自由 「美味しいパスタとフォカッチャどちらがいい?」
認められたい欲 「君の企画書が刺さるんだよ、お願い」
あなた限定 「他の人が来なくても、君だけには来て欲しい」
チームワーク化 「いっしょに勉強しよう」
感謝 「いつもありがとう、領収書お願いします」
3. 相手のメリットと一致するお願いを作る
・強いコトバを作る5つの方法
1. サプライズ法
適したサプライズワードを入れる 「そうだ、京都に行こう!」
2. ギャップ法
正反対のワードを前半に入れる 「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」
3. 赤裸裸法
感覚的に訴えるワードを入れる 「くちびるが震えている、あなたが好き」
4. リピート法
同じワードを繰り返す 「今日は暑い、暑い」
5. クライマックス法
クライマックスワードを入れる 「ここだけの話ですが、私はカレーが好きです。」
もっともな内容でうまく体系づけられていると思います。
でも、本としては中身がすかすかで同じことが繰り返し述べられているところが多いです。
練習が必要というのであれば練習問題とか、練習のやり方とかも入れると良かったかも・・・
究極の問題点は、「伝えることが乏しい人間」はそれも伝わっちゃうということでしょうか。笑
竹蔵
Posted by ブクログ
・相手の好きなこと、メリットから話すと断られにくい
・嫌いなことを伝える
例:芝生に入らないで→芝生に入ると農薬の匂いがつきます
皆さんのおかげで痴漢を逮捕できました
・選択肢をあたえて選ばせる
決断→比較にしてハードルを下げる
・認められたい欲を満たす
・あなた限定で、認められてると思わせる
・いっしょにやることでハードルを下げるチームワーク化する
一緒に勉強しようなど
・感謝から述べると断られにくい
◎コトバエネルギーを高める方法
・サプライズ法:そうだ、京都、行こう
・ギャップ法:嫌いになりたいのに、あなたが好き
・赤裸々法:くちびるがふるえてる。あなたがすき。
・リピート法:さいたさいたチューリップがさいた
・クライマックス法:これだけは覚えてほしいのですが、ここだけの話ですが